メモリインタリーブとは?めもりいんたりーぶ
メモリインタリーブとは、主記憶を複数のバンクに分け、連続するアドレスを異なるバンクへ交互に割り当てて並行にアクセスさせ、実効的なメモリ帯域を上げる技法。1つのバンクが内部動作中でも次のバンクへ要求を重ねられるため、素子自体を高速化せずにスループットを稼げる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
DRAMは1回のアクセスのあとプリチャージなどの内部動作が終わるまで次を受け付けられず、この待ち時間は素子の物理特性に縛られて簡単には縮まない。そこで、待たされる時間そのものを消すのではなく、待っている間に別の場所を動かすという発想が採られた。帯域と待ち時間は別物で、インタリーブが改善するのは帯域のほうである。連続領域を舐める画像処理や信号処理では効果が大きく、メモリ階層の設計判断としてキャッシュラインのサイズと合わせて検討される。
具体例
DDR系メモリのバンクインタリーブやチャネルインタリーブがこれにあたり、4バンク構成で連続アドレスを順に読めば理論上は単一バンクの4倍のスループットが得られる。画像フレームバッファのように広い領域を順に走査する処理では、この前提が素直に成立する。
試験での引っ掛け
効くのは連続的・規則的なアクセスの場合に限られ、同一バンクへ集中するアクセスパターンではバンクコンフリクトで効果が消える。改善されるのは帯域であって単発の待ち時間ではなく、レイテンシが縮むと書いた選択肢は誤り。バンク数と同じ間隔で飛び飛びに参照する配列アクセスは、最悪の当たり方になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。
正解:CPUから主記憶へのアクセスを高速化するために、主記憶内部を複数のバンクに分割し、各バンクを並列にアクセスする。
要点:メモリインタリーブは複数バンクの並列アクセスで高速化
メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンクに分割し、連続するアドレスを各バンクへ順に割り当てておく方式である。連続領域にアクセスするとき複数バンクを並行して動作させられるため、1つのバンクがアクセス後の回復時間に入っている間に別のバンクを読み書きでき、実効的な転送速度が上がる。キャッシュのように高速メモリを追加するのではなく、既存メモリの並列動作で高速化する点が特徴である。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。
正解:CPUから主記憶へのアクセスを高速化するために、主記憶内部を複数のバンクに分割し、各バンクを並列にアクセスする。
要点:メモリインタリーブは複数バンクの並列アクセスで高速化
メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンクに分割し、連続するアドレスを各バンクへ順に割り当てておく方式である。連続領域にアクセスするとき複数バンクを並行して動作させられるため、1つのバンクがアクセス後の回復時間に入っている間に別のバンクを読み書きでき、実効的な転送速度が上がる。高速なメモリを追加するのではなく、既存メモリの並列動作で高速化する点が特徴である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。