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仮想記憶とは?かそうきおく

仮想記憶とは、論理アドレスをMMUで物理アドレスへ変換し、主記憶の容量を超える記憶空間をプログラムに見せる仕組み。主記憶に無いページはページフォールトを契機に補助記憶から読み込む。プロセスごとに別の変換表を持たせれば空間が分離されるため、組込みでは容量の拡張よりむしろ保護と再配置の自由が採用理由になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では5回出題されています(2019年度〜2025年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:virtual memory、仮想記憶(ページング)

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背景

プログラムを物理アドレス直書きで作っていた時代は、載せる番地が決まらないとリンクできず、同時に動く処理どうしが互いのメモリを踏んだ。番地の付け替えを表に任せてしまえば、各プログラムは自分専用の空間を持っているつもりのまま書ける。ただしページフォールトの遅延は締切と真っ向からぶつかるため、組込みでは採るかどうか自体が設計判断になる。

具体例

Linuxを載せるArm Cortex‑A系のゲートウェイ機器では、仮想記憶を前提にプロセスを分離する。一方Cortex‑M系のMCUはMMUを持たず、MPUの権限判定だけで済ませる。同じ製品の中で通信部はA系、制御部はM系と分けるヘテロ構成が採られる。

試験での引っ掛け

リアルタイム処理ではページフォールトの遅延が最悪応答時間を壊すため、該当領域はページロックで主記憶に固定する。MMUのアドレス変換とMPUの権限判定を混同しないこと——MPUは変換をしないので、断片化の解消も同一番地の多重マッピングもできない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では5回出題(2019年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • リアルタイム処理ではページフォールトの遅延が最悪応答時間を壊すため、該当領域はページロックで主記憶に固定する。