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デバイスドライバとは?でばいすどらいば

デバイスドライバとは、ハードウェアのレジスタ操作や割込み処理を隠蔽し、上位のソフトウェアへ統一的なインタフェースを提供するソフトウェア層。初期化、レジスタ操作、排他制御、上位向けAPIまでを含み、ハードウェアの差異を吸収して上位の移植性を高める役割を担う。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

レジスタの番地やビット配置は、同じ機能でもデバイスごとに違う。これをアプリケーション本体が直接触ると、マイコンを1つ変えただけで全体を書き直すことになり、量産中の部品変更や後継機種への展開が事実上できなくなる。差異を引き受ける層を1枚挟むことで、変更の影響範囲をその層の中に閉じ込めるのがこの構造の目的である。シラバスもデバイスドライバの設計を独立した項目として置いており、ドライバが無いハードウェアを実装する場合に自分で作れることまでを求めている。

具体例

STMicroelectronicsのSTM32では、ハードウェア依存部をHAL(Hardware Abstraction Layer)として切り出し、上位はオープン/リード/ライト/制御という形の呼び出しだけを使う。マイコンを同系列の別品種へ変更しても、置き換えるのはこの層で、アプリケーション側の修正は不要にできる。

試験での引っ掛け

移植性が上がるのは上位のアプリケーション側であって、ドライバ自身はハードウェア依存のまま残る——差異を吸収する側が依存を引き受ける、という向きを取り違えないこと。また割込みハンドラはドライバの一部だが、ドライバ=割込みハンドラではない。抽象化の層を厚くするほど呼び出しの遅延が増える点も、実時間性との取引になる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2016年度〜2019年度)
  • 分野:午前II
  • 移植性が上がるのは上位のアプリケーション側であって、ドライバ自身はハードウェア依存のまま残る——差異を吸収する側が依存を引き受ける、という向きを取り違えないこと。