スリープモードとは?すりーぷもーど
スリープモードとは、CPUの実行を止めて消費電力を下げる動作モード。止める範囲(コアのみ/周辺回路/発振器/RAM保持の有無)と復帰要因、復帰までの時間が異なる複数の段階が用意され、深い段ほど電流は小さく復帰は遅い。どの段でレジスタやRAMの内容が失われるかで復帰後の処理も変わる。
最終更新:2026-10-06
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電池で動く機器の稼働時間は平均電流で決まる。常時動かす必要のある処理はごく一部で、残りは待っているだけなので、待っている間の電流をどこまで削れるかが設計の勝負どころになる。そのため各社のマイコンは、止める範囲を細かく刻んだ複数の低消費電力モードを用意している。
具体例
待ちループでビジーウェイトせず、Arm Cortex-MならWFI命令で割込み待ちへ入る。年単位で電池を持たせるセンサ端末では、STM32やルネサスのRL78の深いスタンバイで待機電流を数百ナノアンペアまで落とし、低速のリアルタイムクロックだけを動かして周期起床させる。
試験での引っ掛け
深い段ほど電流は小さいが、復帰時間が長く復帰要因も限られる。発振器の再起動時間を数えずに周期を組むと起床が間に合わない。RAMを保持しない段から戻れば初期化のやり直しになるので、待機電流だけでなく復帰後の状態と時間まで含めて段を選ぶ。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。