探索的テストとは?たんさくてきテスト
探索的テストとは、テストケースを事前に作り込まず、実際に動かして得た結果をもとに次に試すことをその場で決めていく進め方。設計・実行・学習を同時に回すため、仕様書に書かれていない前提のずれや、想定されていなかった入力の組合せに当たりやすい。対象と狙いと時間枠だけを決めて実施するのが一般的である。
最終更新:2026-10-06
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事前に作るテストケースは、設計した時点で書き手が思いついた範囲しか覆えない。しかも仕様書に記載の無い挙動——NULLをどこに並べるか、全角空白をどう扱うか——は、根拠となる仕様が無いのでそもそもケースにならない。件数をいくら積んでも残るこの死角に対し、実物から得た情報を即座に次の一手へ反映する進め方が置かれた。db試験の文脈では受入テストや移行後の確認で効いてくる。
具体例
JSTQBのシラバスでも経験ベースのテスト技法として定義され、実務では対象と時間を区切る「セッションベースドテスト」の形をとることが多い。会員検索画面の受入なら、用意した分を消化した後に該当0件での並べ替え、氏名の全角空白、姓だけの入力といった条件を続けて当て、ORDER BYでのNULLの位置が設計と食い違うといった記載漏れを拾い上げる。
試験での引っ掛け
「行き当たりばったりでよい」という意味ではない点が引っ掛けになる。対象・狙い・時間枠を決め、担当者の知見を根拠に次の一手を選び、実施内容を記録に残す統制のある手法である。ケースを先に固めるスクリプトテストと対立するものでもなく補完関係にある。無作為な入力を打ち込むモンキーテストとは、次の入力を選ぶ根拠があるかどうかで分かれる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
テスト担当者が、ソフトウェアを動作させてその動きを学習しながら、自身の経験に基づいて以降のテストを動的に計画して進めるテストの方法はどれか。
正解:探索的テスト
要点:探索的テストは動かしながら次のテストを決めていく手法
探索的テストは、テストケースを事前に細かく作り込まず、実際に動かして得た気付きをもとに次に試すことをその場で決めながら進める手法である。テスト担当者の経験と学習が品質を左右し、仕様が固まりきらない場面や短期間での欠陥発見に向く。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。