品質特性とは?
品質特性とは、ソフトウェアの品質を測るための観点の分類。機能適合性、性能効率性、互換性、使用性、信頼性、セキュリティ、保守性、移植性などがある。
データベーススペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2022年度)。
ひんしつとくせい
品質特性の意味
ソフトウェアの品質を測るための観点の分類。機能適合性、性能効率性、互換性、使用性、信頼性、セキュリティ、保守性、移植性などがある。
品質特性の具体例
機能適合性は明示・暗黙のニーズを満たす機能を備えている度合い、使用性は理解・習得・操作のしやすさ、保守性は修正のしやすさ。
品質特性は試験でどう引っ掛けられる?
可用性は独立した主特性ではなく、信頼性の副特性(他に成熟性・障害許容性・回復性)。また応答時間や資源効率は使用性ではなく性能効率性、移植性と互換性も別(環境を移せるかと、他と共存・情報交換できるか)。製品品質モデルと、利用者側から見た「利用時の品質」は別のモデルである点も混同しやすい。
品質特性が出た過去問
システム及びソフトウェア品質モデルの規格であるJIS X 25010:2013で定義されたシステム及び/又はソフトウェア製品の品質特性に関する説明のうち、適切な…
正解:機能適合性とは、明示された状況下で使用するとき、明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を、製品又はシステムが提供する度合いのことである。
要点:機能適合性は明示・暗黙のニーズを満たす機能の度合い
JIS X 25010では、機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性の8つを品質特性としている。このうち機能適合性は、明示的なニーズと暗黙のニーズを満たす機能を製品が提供する度合いを指す。
出典:平成29年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問24(IPA)ソフトウェアの使用性を向上させる施策として、適切なものはどれか。
正解:オンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする。
要点:使用性は理解・習得・操作のしやすさに関する品質特性
使用性(ユーザビリティ)は、利用者が目的を理解し、習得し、操作しやすいかどうかを表す品質特性である。オンラインヘルプを充実させて使い方を理解しやすくするのは、この習得のしやすさ・理解のしやすさを直接高める施策なのでアが適切。
出典:令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問24(IPA)ソフトウェアの保守性を定量評価する指標として、適切なものはどれか。
正解:(適正規模の基準を満たすプログラムの数)÷(プログラムの総数)
要点:保守性は修正しやすい規模に収まっている割合で測る
保守性は、変更や修正のしやすさを表す品質特性であり、プログラムが理解・修正しやすい大きさに収まっているかが指標になる。適正規模の基準を満たすプログラムの割合は、まさにその観点を数値化したものなのでイが適切である。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。