キーバリューストアとは?キーバリューストア
キーバリューストアとは、キーと値の対だけでデータを保持する、最も単純な構造のNoSQL。値の中身をDBMS側が解釈しないため、キーのハッシュだけでノードを決められ、台数に比例した水平方向の拡張と、件数によらず一定に近い読み書き速度が得やすい。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
関係データベースは、スキーマ・結合・トランザクションを成立させるためにデータを1か所へ寄せる力が働き、台数を増やすほど調整のコストが増える。Web規模の同時アクセスでは、この機能をすべて維持したまま拡張することが割に合わない場面が出てきた。検索も結合も捨ててキー参照だけに絞ることで、拡張性を素直に取りにいった設計である。
具体例
Redisで持つセッション情報やアクセス集計のキャッシュ、Amazon DynamoDBに置く買い物カゴの内容。キーがあらかじめ分かっている参照を、件数が増えても一定の速さで返す用途に向く。
試験での引っ掛け
値の中身で検索したり、範囲や複数条件で絞り込んだり、複数のキーをまたいで結合したりするのは苦手。またNoSQLだからトランザクションが無いとは限らず、どこまで保証するかは製品ごとに違う。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
NoSQLのうち、データ構造はキーに対して一つの値をもつデータモデルであり、データ間は疎結合で分散して配置しやすい特徴をもつものはどれか。
正解:キーバリューストア
要点:キーバリューストアはキーと値の対のみで分散しやすい
キーバリューストアはキー1つに値1つを対応付けるだけの単純なデータモデルで、レコード間に参照関係を持たない。そのためキーの値でノードへ振り分けやすく、水平分散やスケールアウトに向いている。この説明に当てはまるのはアである。
出典・参考
高度試験 午前I(ITパスポート 相当)のシラバスの9 技術要素 > 54. データベース方式 > (2) データベース管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。