選択率とは?せんたくりつ
選択率とは、ある条件に合致する行が表全体に占める割合。オプティマイザはこれと行数から中間結果の件数を見積もり、索引をたどるか全表走査にするかを決める。小さいほど絞込みが強く索引が効き、大きいほど索引経由のランダム読みが不利になるため、索引を張る価値はこの値でほぼ決まる。
最終更新:2026-10-06
データベースSPを最短で暗記・合格する →背景
索引が速いのは少数の行を狙い撃つときに限られる。索引経由では索引ページと表ページを交互にランダムに読むため、該当行が増えるほど1行あたりのI/Oが積み上がり、表を先頭から順に読むほうが速くなる境目が現れる。この境目を数値として扱うために置かれた指標が選択率で、索引を張るかどうかの判断は最終的にここへ帰着する。
具体例
会員表100万行なら「性別=男」はおよそ0.5、「会員番号=123456」は0.000001。前者に索引を張っても使われず、後者は1件を直接特定できる。「都道府県=鳥取県」のように値ごとの件数が大きく偏る列は、異なり値数の平均ではなくヒストグラムがないと正しく見積もれない。
試験での引っ掛け
高い/低いの向きを取り違えやすい。選択率が高いとは「多くの行が該当する」=絞り込めていない状態で、索引の効果は薄い。目安として十数%を超えると全表走査が有利になる製品が多く、「索引を張ったのに使われない」の大半はこの状態である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。