多要素認証とリスクベース認証とは?たようそにんしょうとりすくべーすにんしょう
多要素認証とリスクベース認証とは、知識・所持・生体という種類の異なる認証要素を2つ以上組み合わせるのが多要素認証、接続元や端末・時刻が普段と違うときだけ追加の確認を挟むのがリスクベース認証。データベースへの直接接続ではDBMS自身がパスワードか証明書しか持たないことが多く、多要素は踏み台やIdP側で担保し、DBへは短命の資格情報を渡す形になる。
最終更新:2026-10-06
データベースSPを最短で暗記・合格する →背景
業務データの本体が1つのインスタンスに集まると、そこへ到達できる資格情報1組の価値が跳ね上がる。パスワードだけの運用では、開発端末に残った接続文字列や退職者の使い回しがそのまま本番の会員表・受注表へ届き、被害の上限が「そのアカウントが読める全件」になってしまう。要素を種類で分けて片方の漏えいでは通れなくし、普段と違う経路のときだけ確認を強めることで、利便性を落とさずにこの上限を下げる考え方が生まれた。
具体例
Amazon RDS for PostgreSQL のIAMデータベース認証では、DBに固定パスワードを置かず、IdPで多要素認証を通した利用者へ有効期限15分の接続トークンを発行して接続させる。Oracle Database も Kerberos や RADIUS 経由の外部認証で同じ形を取れる。
試験での引っ掛け
パスワードと秘密の質問はどちらも知識情報なので、2段階ではあっても多要素ではない。ICカードやトークンが所持、指紋・静脈が生体。またリスクベース認証は追加確認を出す条件を変えるだけなので、通過後にDB側の権限が広ければ被害の大きさは変わらない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。