オープンリダイレクトとは?おーぷんりだいれくと
オープンリダイレクトとは、転送先のURLを外部から自由に指定できてしまう実装上の欠陥。攻撃者は正規ドメインで始まるリンクを作り、利用者を偽サイトへ送り込める。自サイトのデータが壊れるわけではないが、自社のドメインが誘導の踏み台として使われる点に問題がある。
最終更新:2026-10-06
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ログインの後に元の画面へ戻す、外部のサイトへ案内するといった転送はありふれた機能で、行き先をパラメータで受け取る作りが広まった。受け取った値を検証しなければ、行き先は攻撃者が決められる。被害が自社ではなく利用者や取引先に出るため、開発の側で軽く扱われやすい。監査ではこの扱いの軽さ自体が論点になる。
具体例
監査人は脆弱性診断の結果一覧からこの指摘を抜き出し、定められた対応期限と実際の修正日を突き合わせる。対応が見送られている場合、影響度の評価が「自社データに被害なし」だけで下されていないかを確かめ、見送りを決めた者と承認の記録まで遡る。
試験での引っ掛け
スクリプトを送り込むXSS、意図しない操作をさせるCSRFとは別物。対策は出力のエスケープではなく、転送先を許可リストで限定すること。「外部への転送を全面的に禁止」と書いた規程は運用されずに形骸化しやすいので、実装の実態を見る。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
オープンリダイレクトを悪用した攻撃に該当するものはどれか。
正解:Webサイトにアクセスすると URL中のパラメータで指定された他のWebサイトに遷移する機能を悪用し、利用者を偽のWebサイトに誘導する。
要点:オープンリダイレクトは正規URLを装い外部の偽サイトへ転送させる
オープンリダイレクトは、URLのパラメータで指定された任意の外部サイトへ利用者を転送してしまう実装上の不備である。攻撃者は正規サイトのドメインを含むURLを使いながら、最終的に偽サイトへ誘導できるため、利用者はドメインを見ても異常に気づきにくい。対策は遷移先を許可リストで限定するなど、外部からの指定を受け付けないことである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。