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ITF法(組込監査モジュール法の一形態)とは?あいてぃーえふほう

ITF法(組込監査モジュール法の一形態)とは、本番システムの中に監査人専用の擬似的な部門・口座などのテスト用エンティティをあらかじめ設けておき、稼働中の本番処理に監査用のテストデータを紛れ込ませて処理結果を検証する技法。本番と同じプログラム・パラメータのまま統制の働きを確かめられる点が強みである。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2021年度)。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

別名:Integrated Test Facility、統合テスト施設法、組込監査モジュール法の一形態

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背景

テスト環境で検証しても、本番と設定が食い違っていれば結論は本番の実態を保証しない。かといって本番に検証用の取引をそのまま流せば、業務データと監査用データが混ざる。この対立を、あらかじめ本番の中に監査人専用の区画を設けて切り分けることで調停したのがITF法である。稼働中の処理を継続的に確かめられるため、事後の再計算では捉えにくい統制の働きまで検証できる。

具体例

実在しない支店コードを一つ設けて監査人専用の口座を置き、その名義で擬似取引を本番処理に流して、利率計算や限度額チェックが設計どおり働くかを確かめる。擬似データは締め処理の前に除去し、除去したことも監査調書に記録する。

試験での引っ掛け

擬似データが本番の集計や財務数値へ混入しない仕組みが要る点が最大の論点で、除去の統制を欠いたITF法は監査自体が不備の原因になる。テストデータ法と混同しやすいが、テストデータ法は本番と切り離した環境で実行するのに対し、ITF法は稼働中の本番処理に混ぜる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2021年度)
  • 分野:午前II
  • 擬似データが本番の集計や財務数値へ混入しない仕組みが要る点が最大の論点で、除去の統制を欠いたITF法は監査自体が不備の原因になる。