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完全関数従属とは?かんぜんかんすうじゅうぞく

完全関数従属とは、A→Bが成立し、かつAのどの真部分集合からもBを決定できない状態。複合キーの一部だけで決まってしまう属性を排除するための概念であり、第2正規形の判定は、すべての非キー属性が主キーに完全関数従属しているかどうかで下す。従属の向きと決定項の範囲をそろえて見る必要がある。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2問の解説で触れられています(2017年度〜2020年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

一つの表に何もかも詰め込んだ設計では、同じ事実が行数ぶん重複して記録される。商品名を受注明細に持たせれば、商品名を直すのに該当する明細を全部更新することになり、直し漏れが矛盾として残る。関数従属の向きと範囲を形式的に書き分ける道具立ては、こうした更新時異状を設計者の感覚ではなく手続きで検出できるようにするために整えられた。

具体例

(社員番号, 資格コード)→取得年月日 は、社員番号だけでも資格コードだけでも取得年月日が定まらないため完全関数従属になる。同じ表に持たせた(社員番号, 資格コード)→社員氏名 のほうは社員番号だけで定まるので部分関数従属であり、社員表へ切り出すことで第2正規形へ進む。

試験での引っ掛け

決定項が一列しかない場合、真部分集合は空集合だけなので部分関数従属は起こりようがなく、主キーが単一列の表はそれだけで第2正規形を満たす。この推論を逆向きに使う設問が多い。もう一つの定番は正規形と排除対象の対応で、部分関数従属を除くのが第2正規形、推移的関数従属を除くのが第3正規形という組合せを入れ替えて出される。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 2問の解説で触れられる(2017年度〜2020年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 決定項が一列しかない場合、真部分集合は空集合だけなので部分関数従属は起こりようがなく、主キーが単一列の表はそれだけで第2正規形を満たす。