応用情報暗記無料で始める

ヒープとは?ひーぷ

ヒープとは、どの節でも「親の値が子の値以上(または以下)」という条件を満たす完全2分木。根に必ず最大値(最小値)が来るため、最大・最小の取り出しがO(1)、取り出し後の再構築がO(log n)で済み、優先度付きキューの実装に使われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2016年度〜2021年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

常に「いちばん優先度の高い1件」だけが欲しい場面では、全体を整列させるのは無駄が多い。全順序を作らず、根だけが最大であることを保証すれば、追加も取り出しも対数時間で回る。この「必要な分だけ順序を保つ」割り切りがヒープの正体で、OSのタスクスケジューリングやダイクストラ法の実装が典型的な用途になる。

具体例

ヒープソートはデータからヒープを構成し、根を取り出しては再構築する操作を繰り返す整列法で、最悪でもO(n log n)、追加の作業領域をほとんど必要としない。

試験での引っ掛け

2分探索木と取り違えやすい。ヒープが保証するのは親子の大小だけで、兄弟や左右の子の間に順序は無く、通りがけ順に走査しても整列列は得られない(それができるのは2分探索木)。動的にメモリを確保する「ヒープ領域」は同名の別概念。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では4回出題(2016年度〜2021年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 2分探索木と取り違えやすい。