データディクショナリ(データ辞書)とは?でーたでぃくしょなり(でーたじしょ)
データディクショナリ(データ辞書)とは、システムが扱うデータ項目について、名称・意味・データ型・桁数・コード体系・発生源・利用箇所といったメタデータを一元的に管理する仕組み。実データではなく「データについての情報」を持つため、項目名の意味を組織で統一でき、定義を変えたときにどの機能へ影響が及ぶかを追跡できる。
最終更新:2026-10-06
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部門ごとに個別最適でシステムを作っていた時代は、同じ「顧客コード」でも桁数や採番規則が部門ごとに違い、集計や統合のたびに人手で突合表を作り直していた。データの意味を持ち主から切り離して一か所に置き、誰が見ても同じ解釈になる状態を作るのが辞書の役割である。シラバスではデータ資源管理の仕組みとしてリポジトリと並べて置かれており、データ管理者(DA)が整備する成果物として問われる。
具体例
Oracle Databaseはデータディクショナリ自体を表として保持しており、USER_TAB_COLUMNSを問い合わせれば列名・データ型・桁数を検索できる。PostgreSQLのinformation_schemaも同じ考え方で、設計工程で人が作る辞書とDBMSが自動で持つ辞書が地続きになっている。
試験での引っ掛け
CREATE TABLE文(DDL)の集まりと同一視しやすいが、辞書が保持するのは物理定義だけでなく業務上の意味づけまでを含む。また開発・保守の情報全般を一元管理するリポジトリのほうが対象範囲は広く、辞書はそのうちデータに関する部分にあたるという包含関係が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問29(IPA)解説で登場
関係データベース管理システム(RDBMS)のデータディクショナリに格納されるものはどれか。
正解:スキーマの定義情報
要点:データディクショナリはスキーマ定義などのメタデータを保持
データディクショナリ(データ辞書)は、表・列・ビュー・インデックス・利用者権限といったスキーマの定義情報を格納するシステム表の集まりである。実データそのものではなく、データの構造や属性を記述したメタデータを管理する点が本質である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. データベース方式 > (2) データベース管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。