メタデータとは?
メタデータとは、データそのものではなく、そのデータを説明するためのデータです。項目名、データ型、桁数、作成日時、作成者、更新履歴、意味の定義、所在などが該当します。データの中身を開かなくても、何のデータでどう使えるかを判断できるようにする役割を持ちます。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2024年度)。
めたでーた
メタデータの意味
データそのものではなく、そのデータを説明するためのデータです。項目名、データ型、桁数、作成日時、作成者、更新履歴、意味の定義、所在などが該当します。データの中身を開かなくても、何のデータでどう使えるかを判断できるようにする役割を持ちます。
メタデータの具体例
写真ファイルに埋め込まれた撮影日時、機種、位置情報がメタデータです。データウェアハウスでは「顧客区分コードの1は法人、2は個人」といった定義や、どの業務システムからいつ取り込んだかという来歴を管理し、分析者が意味を取り違えないようにします。
メタデータは試験でどう引っ掛けられる?
「データについてのデータ」という定義は覚えていても、位置情報などのメタデータが意図せず外部へ渡り、プライバシー上の問題になる点まで問われることがあります。メタデータの整備が不十分なデータレイクは、中身の分からないデータの沼になりやすいことも押さえます。
メタデータと関連する用語
メタデータが出た過去問
関係データベース管理システム(RDBMS)のデータディクショナリに格納されるものはどれか。
正解:スキーマの定義情報
要点:データディクショナリはスキーマ定義などのメタデータを保持
データディクショナリ(データ辞書)は、表・列・ビュー・インデックス・利用者権限といったスキーマの定義情報を格納するシステム表の集まりである。実データそのものではなく、データの構造や属性を記述したメタデータを管理する点が本質である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問29(IPA)データアクセス方式の一つであるオブジェクトストレージに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:データとメタデータをセットにして保存し、固有の識別子でデータにアクセスする。
要点:オブジェクトストレージは一意な識別子でデータへ直接アクセスする
オブジェクトストレージは、データ本体とそれを説明するメタデータをひとまとまり(オブジェクト)として保存し、階層的なパスではなく一意な識別子(オブジェクトIDやキー)でアクセスする方式である。ディレクトリ階層に縛られないためスケールしやすく、クラウドの大容量ストレージで広く使われる。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問13(IPA)オブジェクトストレージの記述として、最も適切なものはどれか。
正解:更新頻度の少ない非構造型データの格納に適しており、大容量で拡張性のあるストレージ空間を仮想的に実現することができる。
要点:オブジェクトストレージはID管理で拡張しやすい非構造データ置場
オブジェクトストレージは、データをファイル階層ではなく一意のIDとメタデータを付けたオブジェクト単位で管理する方式である。フラットな名前空間なのでノード追加による水平方向の拡張がしやすく、大容量の仮想的なストレージ空間を構成できる。上書き更新には不向きで、画像・ログ・バックアップなど更新頻度の低い非構造データの保管に適する。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。