構成管理・構成ベースラインとは?
構成管理・構成ベースラインとは、構成品目とその関係を識別・記録・管理する活動。構成ベースラインは、ある時点の構成を正式に承認して固定したもので、以後の変更の比較基準となり、問題発生時の切り戻し先にもなる。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2018年度)。
こうせいかんり・こうせいべーすらいん
構成管理・構成ベースラインの意味
構成品目とその関係を識別・記録・管理する活動。構成ベースラインは、ある時点の構成を正式に承認して固定したもので、以後の変更の比較基準となり、問題発生時の切り戻し先にもなる。
構成管理・構成ベースラインの具体例
リリース前の構成をベースラインとして登録し、障害時にはその状態へ戻す。構成監査では現物とベースラインを突合する。
構成管理・構成ベースラインは試験でどう引っ掛けられる?
構成管理は構成品目を識別・記録する活動で、変更の可否を承認するのは変更管理。役割を混ぜない。またベースラインは「ある時点で承認して固定したもの」であり、常に最新の構成を指すわけではない点も狙われる。
構成管理・構成ベースラインと関連する用語
構成管理・構成ベースラインが出た過去問
PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり、要求事項への適合性を検…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は成果物の変更を記録し適合性検証を支える
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物やその構成要素の情報を識別・記録し、変更の内容と実施状況を管理して、要求事項に適合しているかを検証する活動を支えます。PMBOKの統合変更管理では、変更要求の審査と併せてこの構成管理が働くことで、何がどのように変わったのかを常に把握できます。進捗と費用を統合的に評価するアーンド・バリュー・マネジメントとは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。
正解:構成品目の情報を正確に把握することによって,他のプロセスの確実な実施を支援できる。
要点:構成管理は正確な構成情報で他プロセスの基盤を支える
構成管理は、ハードウェア・ソフトウェア・文書などの構成品目とその関連を正確に記録・維持する活動である。正確な構成情報があることで、変更管理やインシデント管理など他のプロセスが確実に実施できる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)ソフトウェア開発プロジェクトで行う構成管理の対象項目はどれか。
正解:プログラムのバージョン
要点:構成管理は成果物の版を識別し変更を統制する
構成管理は、成果物やその構成要素を識別し、変更を統制して版を管理する活動である。プログラムのバージョンは構成管理の対象そのものであり、どの版が正式なものかを常に把握できるようにする。進捗や体制は進捗管理・組織管理の対象で、構成管理項目ではない。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば、構成管理プロセスの活動として、適切なものはどれか。
正解:構成品目の特定、管理、記録、追跡、報告及び検証、並びにCMDBでのCI情報の管理
要点:構成管理はCIを識別しCMDBで最新状態に保つ
構成管理プロセスは、構成品目(CI)を特定し、その情報を管理・記録・追跡・報告・検証し、構成管理データベース(CMDB)で最新の状態に保つことを活動とする。費用計算は財務管理、配付はリリース及び展開管理、変更要求の管理は変更管理と、それぞれ別のプロセスの活動である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。