変更管理/リリース及び展開管理とは?
変更管理/リリース及び展開管理とは、変更管理は本番サービスへの変更を記録・評価・承認・レビューするプロセス、リリース及び展開管理は承認された変更を実際に本番へ配置するプロセス。「変えてよいか」と「どう安全に届けるか」を分けて統制する点が要で、切戻し手順と実施後レビューまで含めて1つの流れとして問われる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
へんこうかんりりりーすおよびてんかいかんり
変更管理/リリース及び展開管理の意味
変更管理は本番サービスへの変更を記録・評価・承認・レビューするプロセス、リリース及び展開管理は承認された変更を実際に本番へ配置するプロセス。「変えてよいか」と「どう安全に届けるか」を分けて統制する点が要で、切戻し手順と実施後レビューまで含めて1つの流れとして問われる。
変更管理/リリース及び展開管理の具体例
新機能を月1回のリリース単位にまとめ、CABで承認後に土曜深夜へ展開する。まず社内10%の利用者だけに公開して1週間様子を見てから全体展開し、異常時は30分以内に旧版へ戻せる手順を用意する。緊急のセキュリティ修正だけはこの束から外し、単独で先行展開する。
変更管理/リリース及び展開管理は試験でどう引っ掛けられる?
プロジェクト側の統合変更管理と混同しやすい。統合変更管理はプロジェクトのベースライン(スコープ・納期・コスト)への変更を扱うのに対し、こちらは稼働中のサービスへの変更を扱う。移行後は責任の所在がPMから運用側へ移る点も狙われる。
変更管理/リリース及び展開管理と関連する用語
変更管理/リリース及び展開管理が出た過去問
PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり、要求事項への適合性を検…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は成果物の変更を記録し適合性検証を支える
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物やその構成要素の情報を識別・記録し、変更の内容と実施状況を管理して、要求事項に適合しているかを検証する活動を支えます。PMBOKの統合変更管理では、変更要求の審査と併せてこの構成管理が働くことで、何がどのように変わったのかを常に把握できます。進捗と費用を統合的に評価するアーンド・バリュー・マネジメントとは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。
正解:構成品目の情報を正確に把握することによって,他のプロセスの確実な実施を支援できる。
要点:構成管理は正確な構成情報で他プロセスの基盤を支える
構成管理は、ハードウェア・ソフトウェア・文書などの構成品目とその関連を正確に記録・維持する活動である。正確な構成情報があることで、変更管理やインシデント管理など他のプロセスが確実に実施できる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば、構成管理プロセスの活動として、適切なものはどれか。
正解:構成品目の特定、管理、記録、追跡、報告及び検証、並びにCMDBでのCI情報の管理
要点:構成管理はCIを識別しCMDBで最新状態に保つ
構成管理プロセスは、構成品目(CI)を特定し、その情報を管理・記録・追跡・報告・検証し、構成管理データベース(CMDB)で最新の状態に保つことを活動とする。費用計算は財務管理、配付はリリース及び展開管理、変更要求の管理は変更管理と、それぞれ別のプロセスの活動である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。