廃止済サービスとは?はいしずみさーびす
廃止済サービスとは、提供を終了した、または終了が決まっているサービスで、サービスポートフォリオが管理する3区分の一つ。実績・構成情報・終了に至った理由を記録として残すのは、再開の可否を判断するときや、類似のサービスを設計するときに参照する材料にするためである。
最終更新:2026-10-06
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終了したサービスの記録をそのつど捨てていた時代は、数年後に同じ趣旨の要望が出るたびに、前回なぜやめたのか・利用者はどれだけいたのか・撤退にいくらかかったのかを誰も答えられず、同じ検討を一からやり直していた。構想中から提供中、終了後までを一つの台帳で通して持つことで、投資判断の履歴が組織に残る。応用情報ではサービスマネジメントの分野として、ポートフォリオとカタログの守備範囲の違いで問われる。
具体例
ITILのサービスポートフォリオは、構想・開発中のサービスパイプライン、現に提供しているサービスカタログ、そして廃止済サービスの3区分で構成される。このうち利用者に公開されるのはサービスカタログだけで、残る2区分は提供者側の管理情報として保持される。
試験での引っ掛け
サービスカタログとの包含関係がそのまま出題される。カタログは「いま顧客が利用できるサービス」の一覧であり、廃止済サービスと構想中のサービスパイプラインはポートフォリオ側にのみ存在してカタログには載らない。廃止済だから記録も破棄してよい、という読みも誤り。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)解説で登場
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって、サービス・プロバイダによって管理されている“検討中か開発中”,“稼働中か展開可能”及び“廃止済み”の全てのサービスが含まれる。
要点:サービスポートフォリオは検討中から廃止済みまで全サービスを含む
サービスポートフォリオは、サービスプロバイダが管理する全サービスの一覧であり、検討中・開発中のサービスパイプライン、稼働中または展開可能なサービスカタログ、廃止済みサービスの3つをすべて含む。顧客に公開されるのはこのうちサービスカタログの部分だけである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。