クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)とは?
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)とは、既存システムをクラウドへ移す際の方針の段階。リホスト(リフト&シフト)は構成をほぼ変えず仮想マシンごと移す、リプラットフォームはDBをマネージドサービスに替えるなど一部を最適化する、リファクタリングはクラウド前提の構造へ作り替える。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。
くらうどいこうのるいけいりほすとりぷらっとふぉーむりふぁくたりんぐ
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)の意味
既存システムをクラウドへ移す際の方針の段階。リホスト(リフト&シフト)は構成をほぼ変えず仮想マシンごと移す、リプラットフォームはDBをマネージドサービスに替えるなど一部を最適化する、リファクタリングはクラウド前提の構造へ作り替える。
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)の具体例
データセンター契約の期限が迫る案件では、まずリホストで期限に間に合わせ、翌年度にDBのマネージド化で運用工数を削り、最後に負荷の高いバッチだけをサーバーレス化する、という段階計画を立てる。
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)は試験でどう引っ掛けられる?
リホストは移行が最も速いが、資源を占有したまま移すため運用費は下がりにくく、クラウドの弾力性も活かせない。従量課金でむしろ高くつくこともあり、「クラウドへ移せば安い」という前提の選択肢は誤り。コスト削減効果は、自動停止・スケール調整・マネージド化まで進めて初めて出る。
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)と関連する用語
クラウド移行の類型(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング)が出た過去問
アジャイル開発のプラクティスのうち、回帰テストを行うことを前提とするものはどれか。
正解:リファクタリング
要点:リファクタリングは振る舞い不変を回帰テストで担保する
リファクタリングは、外部から見た振る舞いを変えずに内部構造を改善する作業である。振る舞いが変わっていないことを確かめる必要があるため、既存のテストを繰り返し実行する回帰テストが前提となる。自動化された単体テストが整っていることが、安心してリファクタリングを進める条件になる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48(IPA)図は、ある図形描画ツールのクラス図の一部である。新たな形状や線種で図形を描画する機能の追加を容易にするために、リファクタリング“継承の分割”を行った。変更後のク…
正解:図形クラスから線種クラスへ関連が張られ、図形クラスから三角形・四角形が継承され、線種クラスから太線・細線が継承される構造
要点:独立した2つの観点は継承ではなく関連で分離する
元の設計は「形状」と「線種」という2つの独立した観点を継承の階層に押し込んでいるため、形状や線種を増やすとクラス数が組合せの数だけ増えてしまう。そこで線種を図形とは別のクラス階層として切り出し、図形から線種を参照する関連にすれば、形状と線種を独立に拡張できる。これが「継承の分割」であり、Bridgeパターンの考え方に相当する。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48(IPA)エクストリームプログラミング(XP:Extreme Programming)における“テスト駆動開発”の特徴はどれか。
正解:プログラムを書く前にテストコードを記述する。
要点:テスト駆動開発はコードより先にテストを書く
テスト駆動開発(TDD)は、実装より先に「その機能が満たすべき条件」をテストコードとして書き、それを通すように最小限の実装を進める手法です。テストが仕様書の役割を果たすため、設計が明確になりリファクタリングもしやすくなります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問49(IPA)XP(Extreme Programming)のプラクティスの一つであるものはどれか。
正解:ペアプログラミング
要点:XPの代表的プラクティスはペアプログラミングやテスト駆動開発
XP(エクストリームプログラミング)は、少人数で短い反復を回すアジャイル開発手法で、ペアプログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーション、シンプルな設計などのプラクティスを定めている。ペアプログラミングは2人1組で1つのコードを書き、その場でレビューしながら進める手法である。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。