回帰テストとは?かいきてすと
回帰テストとは、修正や機能追加を加えたあと、これまで正しく動いていた既存機能が壊れていないことを確かめるテスト。直した箇所の確認ではなく、影響が及びうる範囲を再実行するのが本質で、反復開発や保守では修正のたびに走らせるため、自動化しないと工数が回を追うごとに膨らむ。
最終更新:2026-10-06
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工程を一度きり通す開発なら最終テストで済んだが、保守で年に何十回も手を入れる運用に変わると、直すたびに全部を人手で確認するのは現実的でなくなった。どこまで再実行すれば安全かを影響分析で絞り、残りを自動化で埋めるという分担がこのテストの発想である。応用情報では保守フェーズとアジャイルの両方の文脈で出る。
具体例
JUnitで書いた単体テストをJenkinsやGitHub Actionsのパイプラインに載せ、コミットのたびに全件実行する構成が典型。実行時間が伸びてきたら、変更されたモジュールとその依存先だけを選んで走らせるテスト選択を併用し、頻度と網羅性の折り合いをつける。
試験での引っ掛け
修正箇所だけを再確認して周辺への影響を見ないものは回帰テストとは呼べない。統計手法の回帰分析とは無関係で、名称の連想で結び付けさせる選択肢が出る。リグレッションテストは呼び名が違うだけの同義語であり、別の技法として並べた選択肢は誤りになる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48(IPA)
アジャイル開発のプラクティスのうち、回帰テストを行うことを前提とするものはどれか。
正解:リファクタリング
要点:リファクタリングは振る舞い不変を回帰テストで担保する
リファクタリングは、外部から見た振る舞いを変えずに内部構造を改善する作業である。振る舞いが変わっていないことを確かめる必要があるため、既存のテストを繰り返し実行する回帰テストが前提となる。自動化された単体テストが整っていることが、安心してリファクタリングを進める条件になる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 4. 統合・テスト > (5) ソフトウェア検証テストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。