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単体テストとは?たんたいてすと

単体テストとは、モジュールや関数といった最小単位を対象に、内部構造を根拠にして正しさを検証するテスト。V字モデルではプログラム設計(詳細設計)と対応し、設計書に書かれた内部ロジックが実装されているかを確かめる位置づけになるため、テスト設計はホワイトボックス、すなわち命令網羅・判定条件網羅・複数条件網羅といった網羅基準を選んで行う。単体では呼び出し先の未完成モジュールをスタブ、呼び出し元をドライバで代替し、対象を孤立させてから流す。早期に潰すほど修正コストが低いという原則から、自動化して回帰的に回す対象になりやすい工程でもある。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では3回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:モジュールテスト、ユニットテスト、単体テスト(スタブ・ドライバ)、スタブ・ドライバ、スタブ、ドライバ

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背景

欠陥の修正コストは後工程ほど跳ね上がるため、内部構造を根拠に確かめられる最小単位のうちに潰しておくのが合理的になる。V字モデルが各テスト工程を対応する設計工程の裏返しに置いているのも、何を根拠に合否を判定するかを工程ごとにはっきりさせるためで、詳細設計に対応する単体テストではホワイトボックスの網羅基準が使える。対象を孤立させるためにスタブとドライバで周囲を代替するのは、他モジュールの不具合と混ざると切り分けの利点そのものが失われるからである。自動化して回帰的に回す対象になりやすいのも、対象が小さく外部依存を切ってあるという同じ性質に由来する。

具体例

サイボウズのkintoneのような業務アプリ基盤で、権限判定のロジックだけを取り出してテストする場合、参照するユーザ管理側をスタブで置き換え、権限の組合せごとに分岐を通す。どの分岐を通したかをカバレッジで測り、判定条件網羅まで満たしているかで打ち切りを判断する。

試験での引っ掛け

スタブとドライバの向きが定番の引っ掛けで、スタブは下位(呼ばれる側)の代替、ドライバは上位(呼ぶ側)の代替である。トップダウンテストで要るのがスタブ、ボトムアップテストで要るのがドライバ、という対応まで押さえる。網羅基準では、命令網羅を満たしても判定条件網羅を満たすとは限らない(逆は成り立つ)という強弱関係が問われる。記述式では「なぜ単体でホワイトボックスを使うのか」を、対象が小さく内部構造を根拠にできる段階だから、と言い切れるようにしておく。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • スタブとドライバの向きが定番の引っ掛けで、スタブは下位(呼ばれる側)の代替、ドライバは上位(呼ぶ側)の代替である。