バスタブ曲線とは?
バスタブ曲線とは、機器の故障率を時間軸で表したときに現れる浴槽型の曲線。初期故障期(製造不良で故障率が高く低下していく)、偶発故障期(ほぼ一定)、摩耗故障期(劣化で上昇)の3期に分かれる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ばすたぶきょくせん
バスタブ曲線の意味
機器の故障率を時間軸で表したときに現れる浴槽型の曲線。初期故障期(製造不良で故障率が高く低下していく)、偶発故障期(ほぼ一定)、摩耗故障期(劣化で上昇)の3期に分かれる。
バスタブ曲線の具体例
サーバ導入時にバーンイン(連続通電試験)を行うのは初期故障期を出荷前に済ませるため。逆に稼働5年を超えたHDDは摩耗故障期に入るとみなし、故障してから交換するのではなく計画的に更改する判断につながる。
バスタブ曲線は試験でどう引っ掛けられる?
MTBFや指数分布を使った信頼性計算は「故障率が一定」を前提にしており、成り立つのは偶発故障期だけである。初期故障期・摩耗故障期の機器にMTBFの計算をそのまま当てはめる選択肢は誤り。
バスタブ曲線と関連する用語
バスタブ曲線が出た過去問
故障率曲線において、図中のAの期間に実施すべきことはどれか。
正解:対象の機器・部品が、様々な環境条件の下で使用されているうちに、偶発的に故障が発生するので、予備部品などを用意しておく。
要点:偶発故障期は予備品確保など発生に備える対策が中心
故障率曲線(バスタブ曲線)の中央にあたる平坦な区間は偶発故障期で、初期不良も摩耗も落ち着き、故障が偶然に低い確率で発生する期間です。原因を特定して減らすことが難しいため、予備部品を用意して交換で早期復旧できる体制を整えるなど、発生に備える対策が中心になります。試運転は初期故障期、部品交換による保全は摩耗故障期の対応です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。