データセンタとは?
データセンタとは、サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2024年度)。
でーたせんた
データセンタの意味
サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
データセンタの具体例
データセンタは試験でどう引っ掛けられる?
ハウジングとホスティングの取り違えが定番。ハウジング(コロケーション)は場所と設備だけを貸し、機器は顧客の所有物。ホスティングは事業者の機器を貸す——誰が機器を持つかが分岐点。またデータセンタの設備投資は可用性を支えるが、アプリケーション障害やオペレーションミスによる停止は防げない(施設の冗長化=サービスの可用性、ではない)。
データセンタと関連する用語
データセンタが出た過去問
ITIL 2011 editionによれば、ITサービス継続性管理における復旧オプションのうち、段階的復旧(コールド・スタンバイ)はどれか。
正解:遠隔地のデータセンタに機器を設置できる場所を確保しておき、災害時にはコンピュータ機器を設置し、ソフトウェアのセットアップやデータの復元を行って、ITサービスを復旧させる。
要点:コールド・スタンバイは場所だけ確保し災害後に機器を設置する方式
段階的復旧(コールド・スタンバイ)は、設置場所や電源などの環境だけを事前に確保しておき、災害発生後に機器の搬入・設置、ソフトウェアのセットアップ、データの復元を行って復旧させる方式である。費用は最も安いが、復旧までに要する時間は最も長くなる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)温室効果ガスの排出量の算定基準であるGHGプロトコルでは、事業者の事業活動によって直接的、又は間接的に排出される温室効果ガスについて、スコープを三つに分けている…
正解:X社が自社で管理する発電装置を稼働させることによって発生する温室効果ガス
要点:自社が所有・管理する排出源からの直接排出がスコープ1
スコープ1は、事業者が自ら所有または管理する排出源から直接排出される温室効果ガスを指す。自社で管理する発電装置(自家発電機)を燃焼させて稼働させれば、その排出は自社の設備からの直接排出にあたるためスコープ1に該当し、ウが正解。購入電力に伴う排出はスコープ2、それ以外の間接排出はスコープ3に分類される。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)データセンターなどで採用されているサーバ、ネットワーク機器に対する直流給電の利点として、適切なものはどれか。
正解:交流から直流への変換、直流から交流への変換で生じる電力損失を低減できる。
要点:直流給電の利点は交直変換の段数を減らし変換損失を抑えること
商用電源は交流だが、サーバやネットワーク機器の内部回路は直流で動作するため、通常はUPSや電源ユニットで交流と直流の変換が何度も繰り返され、そのたびに変換損失が生じる。直流のまま給電すれば変換段数を減らせるので、電力損失と発熱を抑えられる点が最大の利点である。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。