BPM(ビジネスプロセスマネジメント)とは?びーぴーえむ
BPM(ビジネスプロセスマネジメント)とは、業務プロセスを可視化し、実行状況を測り、分析して改善する循環を継続的に回し続ける管理手法。一度きりの改革として終わらせず、変化に合わせて業務を作り替え続ける仕組みとして組織へ定着させる点が特徴になる。ST試験では、業務改革の効果を稼働後にどう測り、どう維持するかという文脈で、投資効果の測定と組み合わせて問われる。
最終更新:2026-10-06
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業務を作り直しても、数年経てば例外処理と特例の承認が積み重なり、元の姿へ戻っていく。改革の効果を保つには、プロセスの実行状況を常時測り、劣化に気づいて手を入れ続ける必要があるが、紙と口頭で回る業務では実行状況そのものが測れなかった。ワークフロー製品が処理の記録を残せるようになって初めて、勘ではなく実測の滞留時間から改善点を特定できるようになり、この管理手法が実務に載った。経営会議では「今回の投資効果は稼働時点の一度きりではなく、工程ごとの所要時間を毎月測って改善を続けることで維持されます。効果測定の仕組みも投資範囲に含めています」と、効果の持続性を担保する仕掛けとして説明する。
具体例
受注から出荷までの流れをモデル化して工程ごとの所要時間をシステムから自動収集し、与信確認に平均2日かかっていると分かれば判定基準の一部を自動化し、翌月の実測値で効果を確かめて次の改善へ進む。近年はプロセスマイニングの製品(Celonisなど)が基幹システムの操作記録から実際の流れを復元するため、想定した業務手順と実態のずれを、現場へのヒアリングなしに把握できるようになっている。
試験での引っ掛け
BPRとの対比が定番で、既存業務を白紙から抜本的に再設計する一過性の変革がBPR、可視化と測定にもとづく継続的な改善サイクルがこちらになる。またワークフロー製品を導入することそのものと同一視しないこと——製品は測定を可能にする道具であって、測った結果を改善へ回す体制がなければ循環は回らない。可視化して終わる(現状の業務フロー図を作って満足する)のも典型的な失敗で、測定指標と見直しの周期を先に決めておく必要がある。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 個別システム化構想・計画の策定 > 6-7 業務プロセスの設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。