フィンテック(FinTech)と決済代行とは?ふぃんてっくとけっさいだいこう
フィンテックとは、ITによって金融サービスの提供の仕方を組み替える動きの総称で、その代表が決済代行事業者(PSP)である。PSPはカード会社や各種決済手段との接続をまとめて提供し、加盟店は1回の接続で多数の決済に対応できる。加盟店がカード情報を保持しない設計(非保持化)が要点になる。
最終更新:2026-10-06
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決済手段が増えるほど、加盟店は接続先ごとの仕様変更・障害対応・締め処理を抱え込む。しかも扱うのがカード情報なので、保持した瞬間に厳しい安全基準の適用範囲へ入り、点検の負担が跳ね上がる。接続と情報保持をまとめて外へ出せば、加盟店は本業の運用に集中でき、守るべき範囲も縮む——決済代行という業態はこの二つの動機から生まれた。
具体例
加盟店がカード番号を自社サーバへ通さず、PSPが発行するトークンだけを保持する方式にすれば、漏えいしても再利用されず、PCI DSS(カード業界のセキュリティ基準)の適用範囲も狭められる。運用から見るとPSPは可用性を左右する外部の供給者であり、供給者管理の枠組みでSLAと障害時の連絡経路を取り決める対象になる。
試験での引っ掛け
決済代行を使えばカード情報保護の責任がすべて移る、は誤りである。入力画面が自社ドメインにあれば、そこを改ざんされて情報を抜かれた責任は加盟店側に残る。またPSPの障害は自社サービスの停止として顧客に見えるため、外部サービス起因を無条件にSLAの計算から除外する取り決めは通らない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。