バックアップ(フル・差分・増分)とは?
バックアップ(フル・差分・増分)とは、フルは全データを毎回取得。差分は直前のフル以降に変更された分をすべて取得。増分は直前のバックアップ(種類を問わない)以降の変更分だけを取得。取得時間とリストア時間はトレードオフの関係にある。
ITサービスマネージャ試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2025年度)。
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バックアップ(フル・差分・増分)の意味
フルは全データを毎回取得。差分は直前のフル以降に変更された分をすべて取得。増分は直前のバックアップ(種類を問わない)以降の変更分だけを取得。取得時間とリストア時間はトレードオフの関係にある。
バックアップ(フル・差分・増分)の具体例
週1回フル+日次増分なら取得は速いが、復旧にはフル1本+その週の増分すべてが必要。週1回フル+日次差分なら、復旧はフル1本+最新の差分1本で済む。
バックアップ(フル・差分・増分)は試験でどう引っ掛けられる?
フルバックアップの取得間隔を延ばすと、取得コストは減るがリストア時に適用すべきログや差分が増え、復旧時間が長くなる。RPO・RTOとの兼ね合いで決める。
バックアップ(フル・差分・増分)と関連する用語
バックアップ(フル・差分・増分)が出た過去問
バックアップサイトの説明のうち、ウォームスタンバイの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にはバックアップシステムを起動してデータを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。
要点:ウォームスタンバイは起動とデータ最新化を経て復旧する
ウォームスタンバイは、待機側に機器や環境を用意しておくが常時同期はしておらず、障害時に起動してバックアップデータを反映させてからサービスを再開する方式である。常時同期して即時切替えできるのがホットスタンバイ、機器を用意せず必要時に調達・搬入するのがコールドスタンバイに当たる。復旧時間とコストの中間的な位置づけになる。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)バックアップサイトの説明のうち、ウォームスタンバイの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にはバックアップシステムを起動して、データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。
要点:ウォームスタンバイは起動とデータ最新化を経て復旧する
ウォームスタンバイは、待機側に設備を用意しておくが常時同期はしておらず、障害時に起動してデータを最新化してからサービスを再開する方式である。常時同期して即時切替えできるのがホットスタンバイ、機器を用意せず必要時に調達・搬入するのがコールドスタンバイで、復旧時間とコストの中間に位置する。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問12(IPA)バックアップサイトの説明のうち、ウォームスタンバイの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にはバックアップシステムを起動して、データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。
要点:ウォームスタンバイは待機系を「起動+データ最新化」してから復旧
ウォームスタンバイは、別拠点にバックアップシステムを用意しておくが常時稼働・常時同期はさせず、緊急時に起動してデータを最新化してからサービスを再開する方式である。ホットスタンバイより復旧に時間はかかるが、待機コストを抑えられる。常時同期して即時切替えるのはホットスタンバイ、機材を持ち込むのはモバイルサイト、相互利用の協定は相互バックアップである。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問10(IPA)データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすと、増えるのは復旧時のログ反映時間
フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、次のバックアップまでに蓄積される更新ログの量が約2倍になる。復旧時はバックアップに対してその期間分のログを反映するので、ログ反映の平均処理時間も約2倍になる。フルバックアップは毎回データベース全体を写し取るため、取得間隔を変えても1回当たりの容量や所要時間は基本的に変わらない。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)媒体障害により停止したデータベースを回復するときに使用するデータとして、適切なものはどれか。
正解:データベースのバックアップコピーと、バックアップ取得以降に発生した全てのトランザクションのログデータ
要点:媒体障害はバックアップ復元+ログのロールフォワードで回復する
媒体障害はディスクなどの記憶媒体そのものが壊れ、データベースの内容が失われる障害である。この場合は、まずバックアップコピーから媒体上のデータベースを復元し、そこにバックアップ取得以降の更新ログ(更新後情報)をロールフォワードで反映して最新状態まで戻す。ログだけ、あるいはバッファやチェックポイントだけでは失われた本体を再構成できない。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。