RTO(目標復旧時間)とは?
RTO(目標復旧時間)とは、障害・災害の発生から、業務・サービスを復旧させるまでの目標時間。「いつまでに再開するか」を表す。
ITサービスマネージャ試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2025年度)。
あーるてぃーおー
RTO(目標復旧時間)の意味
障害・災害の発生から、業務・サービスを復旧させるまでの目標時間。「いつまでに再開するか」を表す。
RTO(目標復旧時間)の具体例
「大規模障害の発生から24時間以内にサービスを再開する」と定めるのがRTO 24時間。
RTO(目標復旧時間)は試験でどう引っ掛けられる?
RTOは時間軸で「前向き(発生後)」、RPOは「後ろ向き(発生前)」。「24時間以内に復旧」はRTO、「24時間前の状態まで戻せればよい」はRPO。設問はこの言い換えで区別を問う。
RTO(目標復旧時間)と関連する用語
RTO(目標復旧時間)が出た過去問
目標復旧時点(RPO)を24時間に定めているのはどれか。
正解:業務データを、障害発生時点の24時間前以降の状態に復旧させる。
要点:RPOは戻せるデータの時点、RTOは復旧までの時間
RPO(目標復旧時点)は、復旧時にどの時点のデータまで戻せればよいかを示す指標で、許容できるデータ損失量を時間で表す。RPO24時間なら、障害発生の24時間前の状態までデータを戻せれば要件を満たす。復旧までに要する時間の目標はRTO(目標復旧時間)であり、両者を混同しないことが要点である。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問7(IPA)目標復旧時点(RPO)を24時間に定めているのはどれか。
正解:業務データを、障害発生時点の24時間前以降の状態に復旧させる。
要点:RPOは戻せるデータの時点、RTOは復旧までの時間
RPO(目標復旧時点)は、復旧時にどの時点のデータまで戻せればよいかを示す指標で、許容できるデータ損失量を時間で表す。RPO24時間なら、障害発生の24時間前の状態までデータを戻せれば要件を満たす。復旧に要する時間の目標はRTO(目標復旧時間)であり、両者の混同が典型的な誤りである。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問7(IPA)サービスマネジメントにおいて、中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に、RPO(目標復旧時点)、RTO(目標復旧時間)及びRLO(目標復旧レベル)が…
正解:サービスの中断から1日以内に、中断発生時点に提供していた基幹サービスと付帯サービスのうちの基幹サービスを復旧する。
要点:RTO=いつまでに、RLO=どこまで、RPO=いつの時点のデータまで
RTOは中断からどれだけの時間で復旧させるかという時間の目標、RLOはどの水準・範囲までサービスを戻すかという内容の目標である。「1日以内に」がRTO、「基幹サービスを復旧する」がRLOに当たり、両者を定めた例になっている。RPOはどの時点のデータまで戻すかという目標なので、「〜時点の状態に復旧」という表現はRPOである。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問5(IPA)目標復旧時間(RTO)を24時間に定めているのはどれか。
正解:中断したITサービスを24時間以内に復旧させる。
要点:RTOは「いつまでに復旧するか」。データの時点目標はRPO
RTO(目標復旧時間)は、サービスが中断してから復旧させるまでにかけてよい時間の目標である。「中断したITサービスを24時間以内に復旧させる」はまさにこの定義に当てはまる。データをいつの時点まで戻すかはRPO(目標復旧時点)であり、リリース展開の中断時間や問題解決の期限はRTOとは別の管理指標である。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問4(IPA)目標復旧時間(RTO)を24時間に定めているのはどれか。
正解:中断したITサービスを24時間以内に復旧させる。
要点:RTOは復旧までの時間目標、RPOはどの時点のデータまで戻すか
RTO(目標復旧時間)は、災害や重大障害でサービスが中断してから、どれだけの時間内にサービスを復旧させるかという時間の目標値である。したがって「中断したITサービスを24時間以内に復旧させる」がRTOの設定に当たる。どの時点のデータまで戻せればよいかという目標はRPO(目標復旧時点)であり、混同しやすいので区別して覚えたい。
出典:令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。