相互バックアップとは?
相互バックアップとは、複数の拠点・組織が互いに余裕能力を提供し合い、被災時に相手の業務を肩代わりする方式。専用の代替設備を持たずに済むが、平常時から双方に余力が必要で、同時被災には対応できない。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
そうごばっくあっぷ
相互バックアップの意味
複数の拠点・組織が互いに余裕能力を提供し合い、被災時に相手の業務を肩代わりする方式。専用の代替設備を持たずに済むが、平常時から双方に余力が必要で、同時被災には対応できない。
相互バックアップの具体例
東西の2拠点が互いのバックアップサイトを兼ね、片方の被災時にもう片方が重要業務だけを引き受ける。
相互バックアップは試験でどう引っ掛けられる?
同時被災には無力なのが最大の弱点なので、拠点を近くに置くと方式そのものが成立しない(距離を取ることが前提条件)。また平常時から双方に余力を残しておく必要があり、資源を使い切る運用とは両立しない。「専用設備が不要なので費用が安い」は正しいが、「余力の確保という形で費用は掛かる」点まで問われる。
相互バックアップと関連する用語
相互バックアップが出た過去問
バックアップサイトの説明のうち、ウォームスタンバイの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にはバックアップシステムを起動して、データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。
要点:ウォームスタンバイは待機系を「起動+データ最新化」してから復旧
ウォームスタンバイは、別拠点にバックアップシステムを用意しておくが常時稼働・常時同期はさせず、緊急時に起動してデータを最新化してからサービスを再開する方式である。ホットスタンバイより復旧に時間はかかるが、待機コストを抑えられる。常時同期して即時切替えるのはホットスタンバイ、機材を持ち込むのはモバイルサイト、相互利用の協定は相互バックアップである。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。