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IPsecとは?アイピーセック

IPsecとは、IPパケットそのものを暗号化・認証して守るプロトコル群。ネットワーク層で働くため、上位のアプリケーションを個別に改修しなくても拠点間の通信をまとめて保護でき、インターネット回線を使った拠点間VPNの標準的な方式として使われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。

情報セキュリティマネジメント試験の頻出用語/全分野

別名:IP Security、IPsec(AH・ESP)、AH・ESP、AH、ESP

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背景

インターネットの基盤であるIPは届けることだけを目的に設計され、盗聴・改ざん・送信元の詐称を防ぐ仕組みを持たない。アプリケーションごとに暗号化を実装する手もあるが、社内で使う業務システムをすべて改修するのは現実的でない。そこで通信路そのものを下の層で覆い、上のアプリケーションからは普通の社内通信に見えるようにする方式が求められた。専用線の代わりに安価な回線で拠点を結びたいという費用の要請も後押しした。

具体例

ヤマハのRTXシリーズやCisco、FortiGateといった業務用ルータ・UTMは拠点間のIPsecトンネル機能を標準で備え、本社と支店を結ぶ構成が広く使われる。クラウド側でも、AWSのSite-to-Site VPNはIPsecでオンプレミスの拠点と仮想ネットワークを接続する。

試験での引っ掛け

TLSと働く層が違う。IPsecはネットワーク層でIPパケットごと守るためアプリケーションを選ばず、TLSはより上位でアプリケーション単位に効く。またIPsecの構成要素のうち、認証と完全性だけを担うのがAH、暗号化まで行うのがESPで、「IPsecなら常に暗号化される」とは言えない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2016年度〜2019年度)
  • 分野:全分野
  • TLSと働く層が違う。