OSI基本参照モデルとは?
OSI基本参照モデルとは、通信の機能を物理層からアプリケーション層まで七つの層に分けて整理した国際的な枠組み。機器や対策がどの層で働くのかを共通の言葉で説明でき、障害の切り分けや対策の位置づけを考えるときの土台として問われる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
おーえすあいきほんさんしょうもでる
OSI基本参照モデルの意味
通信の機能を物理層からアプリケーション層まで七つの層に分けて整理した国際的な枠組み。機器や対策がどの層で働くのかを共通の言葉で説明でき、障害の切り分けや対策の位置づけを考えるときの土台として問われる。
OSI基本参照モデルの具体例
「ネットにつながらない」という申告に対し、まずケーブルと機器のランプ(物理層)、次にIPアドレスの設定(ネットワーク層)、最後にブラウザの設定(上位層)と下から順に確認して、原因を絞り込んだ。結果、机の下でケーブルが抜けていたことが原因と分かった。
OSI基本参照モデルは試験でどう引っ掛けられる?
層の順序と代表的な機器の対応が問われる。スイッチングハブはデータリンク層、ルータはネットワーク層で働く。細かい技術の中身より「どの層の話か」を答えられれば足りる。
OSI基本参照モデルと関連する用語
OSI基本参照モデルが出た過去問
ルータの機能に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:LAN同士やLANとWANを接続して,ネットワーク層での中継処理を行う。
要点:ルータはネットワーク層でIPアドレスを見て経路を選び中継する
ルータはOSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、IPアドレスを見て経路を選択しパケットを中継する。これによりLAN同士やLANとWANといった異なるネットワークを相互接続できる。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)OSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、“認証ヘッダ(AH)”と“暗号ペイロード(ESP)”の二つのプロトコルを含むものはどれか。
正解:IPsec
要点:IPsecはネットワーク層でAHとESPを使い通信を保護する
IPsecはネットワーク層で動作するセキュリティプロトコル群で、完全性と認証を提供するAHと、暗号化に加え認証も行えるESPから成る。鍵交換にはIKEを用いる。ネットワーク層で保護するため上位のアプリケーションを問わず適用でき、VPNの構築に広く使われる。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。