HTTPSとは?
HTTPSとは、HTTP通信をTLSで暗号化したプロトコル。Webサイトとブラウザ間の通信内容を暗号化し、盗聴・改ざん・なりすましを防ぐ。現在ではほとんどのWebサイトで標準的に使われている。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。
エイチティーティーピーエス
HTTPSの意味
HTTP通信をTLSで暗号化したプロトコル。Webサイトとブラウザ間の通信内容を暗号化し、盗聴・改ざん・なりすましを防ぐ。現在ではほとんどのWebサイトで標準的に使われている。
HTTPSの具体例
ネットバンキングやオンラインショッピングのサイトでは、個人情報や決済情報を扱うため必ずHTTPSが使われ、アドレスバーに鍵マークが表示される。
HTTPSは試験でどう引っ掛けられる?
「鍵マークが出ている=安全なサイト」ではない。HTTPSが守るのは通信経路だけで、フィッシングサイトも証明書を取得してHTTPS化できるし、サーバに保存された後のデータの安全性も保証しない。使うポート番号も80番ではなく443番。
HTTPSと関連する用語
HTTPSが出た過去問
次の電子メールの環境を用いて、秘密情報を含むファイルを電子メールに添付して社外の宛先の利用者に送信したい。その際のファイルの添付方法、及びその添付方法を使う理由…
正解:Webブラウザから Webメールのサーバまでの通信は暗号化されるが、その後の通信が暗号化されないこともあるので、ファイルを暗号化してメールに添付する。
要点:経路の一部しか暗号化されないならファイル自体を暗号化
HTTPSで守られるのはブラウザとWebメールサーバの間だけであり、そこから先のサーバ間のSMTP転送や受信者のPOP3受信が暗号化される保証はない。経路の一部しか守られていない以上、通信路の暗号化だけに頼るのは危険で、ファイルそのものを暗号化して中身を守る必要がある(エンドツーエンドの保護)。なおBase64は文字コード変換の符号化にすぎず、鍵を使わないため暗号化にはならない。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問17(IPA)HTTP over TLS(HTTPS)を用いて実現できるものはどれか。
正解:ディジタル証明書によるサーバ認証
要点:HTTPSは通信の暗号化と証明書によるサーバ認証を実現する
HTTPSはHTTP通信をTLSで保護する仕組みで、サーバのディジタル証明書を検証することによる相手の確認(サーバ認証)と、通信経路の暗号化・改ざん検知を実現する。守れるのはあくまで通信であり、端末やサーバの中身は対象外である。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問29(IPA)HTTP over TLS(HTTPS)を用いて実現できるものはどれか。
正解:デジタル証明書によるサーバ認証
要点:HTTPSは通信の暗号化とサーバ証明書による認証
HTTPSはHTTPをTLSで保護するもので、サーバのデジタル証明書によって接続先が本物かを確認するサーバ認証と、通信内容の暗号化・改ざん検知を実現する。あくまで通信経路上の保護であり、サーバ内のファイルやPCの状態を守る技術ではない。証明書を検証することで、偽サイトへの誘導に気付ける点が重要である。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問26(IPA)A社は、従業員300名の部品メーカーである。A社ではこれまで、業務に必要なファイルを他社との間で受け渡す場合には電子メール(以下、メールという)を利用してきた。…
正解:a1=(一), a2=(四), a3=(三)
要点:アクセス権取消しで漏えいを止め、ダウンロード記録の無で不発を確認
クラウドストレージ経由の受渡しでは、ファイル本体はサービス側にあり、受信者にはアクセス権とダウンロード用URLが与えられるだけです。宛先を誤ったと気付いた時点でアクセス権を取り消せば、相手はもうファイルを取得できません。そして、ログにダウンロードの記録が残っていなければ、実際にファイルは取得されておらず情報漏えいは起きていないと判断できます。
出典:令和7年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。