OpenFlowとは?おーぷんふろー
OpenFlowとは、SDN(Software-Defined Networking)でコントローラとスイッチの間を結ぶ標準プロトコルで、Open Networking Foundationが仕様を管理する。コントローラがフローテーブルへ「ヘッダの一致条件と処理(転送・書換え・破棄)」の組を書き込み、スイッチは受信パケットをその表に照らして処理する。制御通信はTCP 6653番で、TLSによる保護が推奨される。
最終更新:2026-10-06
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従来のスイッチやルータは1台ごとに制御機能と転送機能が一体で、経路制御やアクセス制御を変えるには機器を1台ずつ設定する必要があった。制御を1か所のコントローラに集め、転送だけを機器に残せば、ネットワーク全体の振る舞いをソフトウェアで一括して変えられる。この分離を機器ベンダに依存しない形で実現する手段がOpenFlowで、支援士試験では感染端末の隔離や通信の遮断をコントローラから動的に指示できる点が問われる。
具体例
Googleはデータセンター間を結ぶ広域網「B4」をOpenFlowで集中制御し、経路をコントローラが計算して回線利用率をほぼ100%まで高めた。国内ではNECのProgrammableFlowがOpenFlowスイッチをコントローラで一括管理し、部署ごとの仮想ネットワーク分離や、特定端末の通信を検疫セグメントへ振り向ける制御に使われる。
試験での引っ掛け
Packet-Inはスイッチからコントローラへの問合せ、Packet-Outはコントローラからスイッチへの送出指示で、向きを入れ替えた選択肢が定番。OpenFlowはSDNの実装手段の一つであってSDNそのものではない。またコントローラを乗っ取られると全スイッチの転送規則を書き換えられるため、制御チャネルのTLS化とコントローラのアクセス制御が前提になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. ネットワーク管理 > (4) 仮想ネットワークに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。