統括供給者とは?とうかつきょうきゅうしゃ
統括供給者とは、複数の下位供給者(副供給者)を取りまとめ、サービス提供者に対して一括で役務を提供する供給者(JIS Q 20000の用語)。提供者から見た契約と窓口は統括供給者に一本化されるが、下位供給者を統括供給者が適切に管理していることを提供者が検証する責任は残る。支援士では、多段の委託構造で「再委託先のセキュリティを誰がどう確かめるか」を契約と評価で設計するサプライチェーン管理の文脈で出る。
最終更新:2026-10-06
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基盤の運用は回線・ハードウェア保守・監視と別会社に分かれ、それぞれと契約していては窓口も責任分界も複雑になる。1社に束ねてもらえば楽になるが、事故は末端の下位供給者で起きる。提供者は下位供給者と直接の契約関係が無いので直接は監査できず、統括供給者に下位供給者の管理義務と監査への協力を契約で負わせ、その管理状況を報告させる形で検証する。
具体例
システム基盤の運用をNTTデータのような統括ベンダに委託し、そのベンダが回線事業者やハードウェア保守業者を束ねる体制。契約には再委託の事前承認、下位供給者に同等のセキュリティ要求事項を課すこと、下位供給者の管理状況の年次報告と立入監査への協力を明記する。
試験での引っ掛け
契約関係が直接ないからといって、下位供給者の管理状況を確認しなくてよいわけではなく、提供者は統括供給者による下位供給者の管理を検証する責任を負う。統括供給者は外部供給者の一形態で、社内の別部門である内部供給者や、供給者として行動する顧客とは区別される。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。