使用性(ユーザビリティ)とは?しようせい
使用性(ユーザビリティ)とは、JIS X 25010が定める製品品質特性の一つ。指定された利用者が指定された利用状況のもとで、そのシステムを分かり、覚え、操作でき、快いと感じられるかを表す。副特性は適切度認識性・習得性・運用操作性・ユーザエラー防止性・ユーザインタフェースの快さ・アクセシビリティの6つ。
最終更新:2026-10-06
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機能が仕様どおり動いても、利用者が手順を誤れば結果は正しくならない。品質を機能の充足だけで測ると、この取りこぼしが数字に出ない。そこで使う人から見た品質を独立した特性として立て、測れる副特性へ分解した。セキュリティの現場では、強すぎる認証や複雑なパスワード規則が付箋への書き出しや例外運用を招くように、使用性の低下がそのまま統制の破れになるため、釣り合いの設計が問われる。
具体例
NIST SP 800-63Bは、定期的なパスワード変更の強制と文字種の複雑さ要件を推奨から外した。覚えられない規則が利用者に回避行動を取らせ、かえって安全でなくなるという観測に基づく判断で、使用性と安全性が対立ではなく連動することを示している。
試験での引っ掛け
核は「理解しやすさ・習得しやすさ・操作しやすさ」で、処理が速いことは性能効率性であって使用性ではない。アクセシビリティは使用性の副特性であり、独立した品質特性ではない。利用時の品質(有効性・効率性・満足性・リスク回避性)とは階層が違う点も取り違えやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. システム要件定義・ソフトウェア要件定義 > (6) ソフトウェアの境界及び要件の定義に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。