キャパシティ管理とは?きゃぱしてぃかんり
キャパシティ管理とは、現在と将来の業務量に対し、必要な性能・容量を適正なコストで維持できるよう、資源の使用状況を監視して伸びを予測し、増強や再配分を計画する活動。ITサービスマネジメントでは容量・能力管理として位置づけられ、監視・分析・予測・計画のサイクルで回す。
最終更新:2026-10-06
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資源を厚く積めば性能は出るが費用が遊び、切り詰めれば繁忙期に業務が止まる。どちらの失敗も避けるには、需要の伸びを実測から予測し、限界に達する前に手を打つ運用が要る。設計側は、増強がどの単位で・どれだけのリードタイムで可能かを、あらかじめ方式へ織り込んでおく必要がある。増設の単位が粗いほど、予測の誤差はそのまま費用として跳ね返る。
具体例
CPU使用率とデータ量の推移を毎月記録して伸びを外挿し、使用率70%到達の3か月前に増設を発注する。クラウドなら、閾値でインスタンス数を自動的に増減させる構成へ置き換え、費用の推移も併せて監視する。
試験での引っ掛け
「性能を最大化する活動」ではない点が問われる。目的は必要な水準を適正コストで維持することで、余剰資源を抱え込むのも管理の失敗にあたる。障害が起きてから増強する事後対応ではなく、予測に基づく事前計画である点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)解説で登場
ITインフラストラクチャのキャパシティプランニングの目的として、最も適切なものはどれか。
正解:必要となるリソースを適切なタイミングで増強することによって、適正なコストで最適なパフォーマンスのサービスを提供する。
要点:キャパシティ管理は適正コストで必要な性能を維持する
キャパシティプランニングは、将来の業務量や利用者数の伸びを予測し、CPU・メモリ・ディスク・回線などのリソースを必要な時期に必要なだけ確保する活動である。過剰投資による無駄も、不足による性能劣化も避け、適正コストで目標水準のサービスを維持することが目的である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの2 コンピュータシステム > 2. システムの評価指標 > (1) システムの性能特性と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。