コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備とは?
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備とは、コンティンジェンシー予備は特定された既知のリスクに備える予備費でコストベースラインに含まれ、PMの裁量で使用できる。マネジメント予備は未知のリスク(未識別事象)に備える予備で、ベースラインの外側に置かれ、使用には上位マネジメントの承認が要る。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2022年度)。
こすとべーすらいん・まねじめんとよび・こんてぃんじぇんしーよび
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備の意味
コンティンジェンシー予備は特定された既知のリスクに備える予備費でコストベースラインに含まれ、PMの裁量で使用できる。マネジメント予備は未知のリスク(未識別事象)に備える予備で、ベースラインの外側に置かれ、使用には上位マネジメントの承認が要る。
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備の具体例
「性能要件未達の再設計リスクに300万円」はコンティンジェンシー予備、「想定外の事象に備える全体の5%」はマネジメント予備。
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備は試験でどう引っ掛けられる?
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備と関連する用語
コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備が出た過去問
PMBOKのリスクマネジメントにおけるリスク対応戦略の適用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:受容は,プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
要点:受容だけが脅威と好機の双方に共通するリスク対応戦略
PMBOKでは、マイナスのリスク(脅威)への戦略として回避・転嫁・軽減・受容、プラスのリスク(好機)への戦略として活用・共有・強化・受容が挙げられる。受容だけが脅威と好機の双方に共通して用いられる戦略であり、対応策をあらかじめ講じず、発生したときに対処する(あるいはコンティンジェンシー予備で備える)考え方である。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問15(IPA)PMBOKガイド 第5版のプロジェクト・リスク・マネジメントにおけるリスク対応戦略に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:受容は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
要点:受容だけが脅威と好機の双方に共通するリスク対応戦略
PMBOKでは、脅威(マイナスのリスク)への戦略が回避・転嫁・軽減・受容、好機(プラスのリスク)への戦略が活用・共有・強化・受容とされている。受容だけが両方に共通する戦略で、積極的な対応策を講じず、必要に応じてコンティンジェンシー予備で備えるという考え方である。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問10(IPA)EVMを使用してマネジメントをしているプロジェクトで、進捗に関する指標値は次のとおりであった。このプロジェクトに対する適切な評価と対策はどれか。 〔進捗に関する…
正解:コストが予算を超えているので,完成時総予算を超過するおそれがあるが,スケジュールには余裕があるので,残作業のコスト効率を上げる対策を検討するか,コンティンジェンシー予備費の使用を検討する。
要点:CPI<1は予算超過、SPI>1は進捗先行、TCPI>1は効率改善が必要
CPIが1未満の0.9であることは、投入したコストに見合う出来高が得られておらず予算超過の傾向にあることを示す。一方SPIが1を超える1.1なので進捗自体は計画より先行している。さらにTCPIが1.2と1を上回るのは、残作業を当初予算内に収めるには従来より高いコスト効率が必要ということなので、効率改善策を打つかコンティンジェンシー予備費の使用を検討することになる。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。