バグトラッキングシステムとは?ばぐとらっきんぐしすてむ
バグトラッキングシステムとは、検出した不具合を一件ずつ固有の番号で登録し、担当者の割当てと状態(未着手・対応中・修正済・確認済・完了)の遷移、対応履歴を追跡する仕組み。起票から完了までをワークフローとして扱う構造は、課題管理・インシデント管理・サービス要求の管理にも同じ形で応用できる。
最終更新:2026-10-06
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不具合を表計算ファイルやメールで回していた時代は、誰が最新版を持っているか分からず、修正済みのはずの指摘が再び上がったり、担当が決まらないまま滞留したりした。一件ごとに番号を与えて状態と履歴を一か所へ集めれば、いま誰のところで止まっているかと、未完了が何件あるかが常に見える。これにより品質の状況を件数と滞留期間で語れるようになり、リリース可否の判断材料になる。運用では障害票や変更申請を同じ仕組みへ載せ、構成管理台帳と突き合わせる使い方をする。
具体例
RedmineやアトラシアンのJiraでは、起票者・再現手順・重要度・担当・状態を1枚のチケットへ記録し、未完了件数と滞留日数を集計できる。バージョン管理のコミットへチケット番号を書いておけば、どの修正がどの不具合に対応するかを後から辿れる。
試験での引っ掛け
構成管理(バージョン管理)ツールとは役割が違う。追跡するのは不具合の状態遷移であって、成果物の版と変更履歴を管理するのは構成管理の側。連携させることはあっても同じものではない。また登録件数の多さがそのまま品質の悪さを意味するとは限らず、テストの進み具合に左右される。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25(IPA)
バグトラッキングシステムの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:発見されたバグの内容、バグが発生したソフトウェアのバージョンなどを記録し、その修正計画や修正履歴を管理する。
要点:バグトラッキングシステムは不具合の記録と修正経緯を追跡する
バグトラッキングシステムは、発見された不具合の内容、発生したバージョンや環境、担当者、対応状況などを一元的に記録し、修正計画から修正完了までの経緯を追跡できるようにするツールである。対応漏れや重複作業を防ぎ、進捗と品質の状況を関係者で共有できる点に価値がある。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。