漏話(NEXT/FEXT)とは?ろうわ
漏話(NEXT/FEXT)とは、隣り合う対の信号が電磁的に結合し、別の対へ雑音として漏れ込む現象。送信端と同じ側で測るのが近端漏話(NEXT)、反対側で測るのが遠端漏話(FEXT)で、より合わせのピッチ・シールド・成端の品質で値が決まる。速い規格ほど許容値は厳しくなる。
最終更新:2026-10-06
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より対線は1本のケーブルに4対を束ねているため、ある対を流れる信号は必ず隣の対へ回り込む。減衰と違って距離を詰めれば消えるとは限らず、とくに近端では自分の強い送信が相手の弱い受信に直接かぶるので、受信側から見た信号対雑音比を決める支配的な要因になる。カテゴリの規格が減衰量と同じ重みで漏話の上限を定めているのはこのためである。
具体例
10GBASE-Tは4対すべてを双方向に使うため、ケーブル内の対の間だけでなく、束ねた隣のケーブルとの間で起きる外部漏話(エイリアンクロストーク)まで効いてくる。カテゴリ6Aがより合わせや外被の構造でこれを抑えているのはこのためで、束ねすぎた配線や、成端時に縒りを戻しすぎた末端が実測値を悪化させる。
試験での引っ掛け
通信不良をつい減衰で説明しがちだが、規格内の距離でも、成端部の縒り戻しや過度な束線による漏話が原因のことが多い。「リンクは上がるのに速度が出ずエラーだけ増える」という症状はこの型で、ケーブル試験器でNEXTとFEXTの実測値を取れば切り分けられる。なお漏話は同じ束の中の対どうしの話で、外から飛び込む雑音とは原因が違う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。