より対線(UTP/STP)とは?よりついせん
より対線(UTP/STP)とは、2本の銅線をより合わせて対にしたLANケーブル用の伝送媒体で、シールドの無いUTPと、金属箔などで覆ったシールド付きのSTP(Shielded Twisted Pair)がある。より合わせると外来ノイズが両線にほぼ等しく乗るので、受信側の差動増幅で打ち消せる。扱える周波数帯域と伝送速度はカテゴリで決まる。
最終更新:2026-10-06
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電線に信号を流せば周囲の電磁ノイズを拾い、隣の線へも漏れる。1本ずつ金属で囲えば防げるが、太く硬く高価になり、建物中に張り巡らせる用途には向かない。2本をより合わせて逆向きの電流を作り、同じように乗ったノイズを受信側で引き算して消すという構造の工夫で、安価な銅線のまま伝送品質を確保したのがより対線である。だから施工の丁寧さがそのまま性能に出る。
具体例
1000BASE-Tはカテゴリ5e以上、10GBASE-Tを100メートルで使うならカテゴリ6A以上が要る。動力線やインバータの近くを通す区間ではシールド付きや光ファイバを選ぶが、シールドは両端の接地を確実に取らないと、かえってノイズを拾うアンテナとして働く。
試験での引っ掛け
略号のSTPは分野で指すものが違う。ここでのSTPはシールド付きより対線という配線材だが、L2の冗長化ではスパニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol、IEEE 802.1D)を指すため、設問が配線の話かループ防止の話かで切り分ける。またカテゴリを上げても距離は延びない。ツイストペアの最大長は原則100メートルのままで、カテゴリが広げるのは同じ距離で扱える帯域である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。