キャッシュメモリとヒット率とは?きゃっしゅめもりとひっとりつ
キャッシュメモリとヒット率とは、CPUと主記憶の速度差を埋める高速・小容量のメモリ。必要なデータがキャッシュにある割合をヒット率といい、実効アクセス時間はキャッシュのアクセス時間×ヒット率+主記憶のアクセス時間×ミス率で求まる。同じ式は、キャッシュを挟んだ通信の実効応答時間にもそのまま当てはまる。
最終更新:2026-10-06
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速い記憶は高く、安い記憶は遅い。この制約は装置の中だけの話ではなく、近くの安い経路と遠くて高い経路をどう組み合わせるかというネットワーク設計の判断と構造が同じである。ヒット率を上げれば遅い側を引く回数が減り、平均の待ち時間と遠い側にかかる負荷が同時に下がる。この効果を数字で示せることが、キャッシュを置く投資の根拠になる。
具体例
Squid のプロキシキャッシュで、ヒット時5ms・ミス時120ms・ヒット率70%なら、実効応答時間は5×0.7+120×0.3=39.5msになる。同時に外向き回線を流れる量はミス分の30%まで減るので、回線増速を見送る判断の材料にもなる。
試験での引っ掛け
実効アクセス時間の式で、ヒット率とミス率のどちらに遅い側の時間を掛けるかを取り違えやすい。またミス時の所要時間を「遅い側だけ」とするか「速い側を引いた時間も足す」とするかで答えが変わるため、問題文がどちらの前提で書かれているかを読む必要がある。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。