SysMLとは?しすえむえる
SysML(Systems Modeling Language)は、UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)を土台に、ソフトウェアだけでなくハードウェア・人・手順を含むシステム全体を記述できるよう拡張した表記法。要求そのものを図として書き、要求と設計要素の対応を追跡できる点が中核になる。
最終更新:2026-10-07
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UMLはクラスやオブジェクトというソフトウェアの構造を前提に作られているため、機械や電気回路、人が行う作業を同じ図の中で扱えない。装置とソフトが一体で動く製品では、安全要求がどの部品で満たされるかを示せないと、設計審査や認証で説明が成り立たない。要求を第一級の要素として図に載せたのは、この説明責任を図で担保するためである。
具体例
医療機器や自動車の開発で、安全要求を要求図に列挙し、各要求がどのブロックで満たされるかを線で結ぶ。物理的な構成はブロック定義図、電源や信号のつながりは内部ブロック図、応答時間や消費電力といった量的な制約はパラメトリック図で表す。
試験での引っ掛け
UMLの図が名前だけ変えてそのまま使えるわけではない。クラス図に相当するのはブロック定義図で、要求図とパラメトリック図はUMLに存在しない追加分、逆にUMLの一部の図は取り込まれていない。またSysMLは表記法であって開発プロセスではなく、使えば要求漏れが無くなる道具でもない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. システム要件定義・ソフトウェア要件定義 > (8) 業務分析や要件定義に用いられる手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。