完全化保守とは?かんぜんかほしゅ
完全化保守とは、不具合の除去ではなく、性能・保守性・使いやすさを高めるために行う保守。業務は現状のまま動いているため優先度が下がりやすく、実施の是非を誰がどの基準で決めるのか、投資判断の根拠と実施後の効果測定をどう行うかが監査で問われる。
最終更新:2026-10-07
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夜間バッチが4時間かかり業務開始に間に合わない恐れがあるため、索引を追加して処理を2時間へ短縮する。監査では、着手前に目標値が定められ、実施後に実測して効果を確認する手続が社内標準に定義されているかを確かめる。
試験での引っ掛け
利用者から新機能に見えても、要求されている機能そのものが増えていなければ完全化保守。業務要件の変化に合わせて機能を追加した場合は適応保守や新規開発として扱われ、承認の経路も変わる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
問題は発生していないが、プログラムの仕様書と現状のソースコードとの不整合を解消するために、リバースエンジニアリングの手法を使って仕様書を作成し直す。これはソフト…
正解:完全化保守
要点:保守性向上を狙った修正は完全化保守に分類される
JIS X 0161ではソフトウェア保守を、是正・予防・適応・完全化の4つに分類する。完全化保守は、引渡し後のソフトウェアの性能や保守性を改善するために行う修正で、障害の発生とは無関係に実施される。仕様書とコードの食い違いを解消して以後の保守をしやすくする作業は、この完全化保守に当たる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 6. 保守・廃棄 > (3) 保守のタイプ及び形態に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。