ボット・ボットネットとは?ぼっと・ぼっとねっと
ボット・ボットネットとは、攻撃者の命令どおりに動くよう感染機器へ仕込まれる遠隔操作型マルウェアがボット、それに感染した多数の機器が C&C(Command and Control)サーバの指令下で束ねられたネットワークがボットネット。DDoS 攻撃や迷惑メール送信の実行部隊になる。
最終更新:2026-10-07
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攻撃者が自前の回線と機器だけで大量の通信を出せば、送信元がすぐ絞られて遮断も追跡もされる。他人の機器を世界中で多数動かせば、送信元が分散して遮断が難しくなり、追跡は踏み台の持ち主で止まる。常時電源が入りっぱなしで管理も手薄な IoT 機器が普及したことで、この構図が一段と作りやすくなった。
具体例
2016年に広まった Mirai は、初期パスワードのままインターネットへ接続されたネットワークカメラやルータを大量に取り込み、記録的な規模の DDoS を発生させた。防ぐ側の対策は、初期パスワードの変更とファームウェア更新という基本の徹底に尽きる。
試験での引っ掛け
感染機器の持ち主は、被害者であると同時に加害の踏み台にもなる点が問われる。ボットは動作を目立たせないため利用者が気づきにくく、侵入を防ぐ入口対策だけでは足りない。C&C サーバとの通信を断つ出口対策(外向き通信の監視・遮断)まで含めて考える必要がある。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問12(IPA)
ボットネットにおいてC&Cサーバが担う役割はどれか。
正解:遠隔操作が可能なマルウェアに、情報収集及び攻撃活動を指示する。
要点:C&Cサーバはボット化した端末へ攻撃や情報窃取を指示する
C&C(コマンド&コントロール)サーバは、マルウェアに感染して乗っ取られた多数の端末(ボット)へ指令を送る攻撃者側のサーバである。情報を盗んで送らせる、標的へ一斉に攻撃を仕掛けるといった動作を遠隔から指示する役割を担う。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。