マクロウイルスとは?まくろういるす
マクロウイルスは、WordやExcelの自動処理機能(マクロ)で書かれ、文書ファイルに埋め込まれて配られるウイルスである。実行形式ではないため受信側の警戒が緩く、利用者が「コンテンツの有効化」を押した時点で動き出す。引き金が添付を開くことではなく有効化の操作である点が要点。
最終更新:2026-10-07
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業務文書は日常的にメールでやり取りされ、実行ファイルのように送受信を止められない。文書に処理を書ける機能がある以上、その正規の仕組みがそのまま配布経路になる。攻撃側から見れば脆弱性を探すより確実で、守る側も修正プログラムの適用だけでは終わらない。
具体例
Emotetは請求書や返信を装った文書を添付し、マクロを有効化させて追加のマルウェアを取り込ませる手口で、2019年以降に国内でも広く被害を出した。対策はマクロの既定無効化、インターネット経由で入手した文書のマクロを一律遮断する設定、署名付きマクロだけを許可する運用である。
試験での引っ掛け
アプリケーションの脆弱性を突く攻撃と混同しやすいが、マクロウイルスは正規の機能を使うため、修正プログラムを当てても防げない。またウイルスとワームの分かれ目は自己増殖の有無であり、宿主となるファイルが要る点がマクロウイルスの位置づけである。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。