アクセス管理とは?あくせすかんり
アクセス管理とは、利用者の登録から権限の付与・変更・削除、定期的な棚卸しまで、アクセス権のライフサイクル全体を回す管理活動。個々の制御機能そのものではなく、申請・承認・記録という手続きが実際に回っているかを問うもので、監査ではこの手続きの証跡が確認の対象になる。
最終更新:2026-10-07
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アクセス制御の機能をどれだけ精密に作っても、誰がどの権限を持っているかは日々の申請と異動で変わっていく。技術で決まるのは「できること」までで、「持っているべきか」は組織側が判断するしかない。管理活動として切り出されているのは、この判断を定期的にやり直す仕掛けが無いと、権限が一方向に増え続けるからである。
具体例
異動・退職の都度にアクセス権を見直し、半期ごとに権限一覧を所属長が承認する棚卸しを行う。人事システムの異動情報を起点に、対象者の権限一覧を自動で所属長へ送り、承認されなかった権限は削除する、という形で回している組織もある。
試験での引っ掛け
監査で指摘されるのは付与の手続きより削除の運用である。退職者アカウントの残存、異動後も残る旧部署の権限、契約が終了した委託先のIDが典型で、申請書が整っていても棚卸しの記録が無ければ有効とは判定されない。特権IDの共用と貸出記録の欠如も同じ理由で問われる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (8) 情報セキュリティに関する技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。