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並列処理とは?へいれつしょり

並列処理とは、1つの仕事を複数の処理装置へ分けて同時に進め、全体の所要時間を短くする処理形態。CPUの中に演算の中核(コア)を複数持つマルチコアプロセッサや、複数台のコンピュータで分担する構成で実現する。集中処理・分散処理が「どこで処理するか」による分類であるのに対し、並列処理は「同時に処理するか」による分類である点が問われる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では3回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2015年度〜2025年度)。

ITパスポートの頻出用語/テクノロジ系

別名:parallel processing

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背景

処理を速くする方法として、まず1つの装置そのものを速くする道が追われたが、動作の周波数を上げるほど発熱と消費電力が跳ね上がり、頭打ちになった。そこで速さではなく数で稼ぐ方向、つまり同時に動く処理装置を増やす構成へ移った。ただし分けられない部分が残ると、装置を倍にしても時間は半分にはならない。この性質があるため、どう分担させるかの設計そのものが問われる。

具体例

手元のPCに載るインテルのCoreシリーズやAppleのMシリーズのプロセッサは複数のコアを持ち、動画の書き出しのように分割できる処理をコアで分担して時間を縮めている。気象庁が天気予報の計算に使うスーパーコンピュータも、膨大な計算を多数の演算装置で同時に進めている。

試験での引っ掛け

分散処理との取り違えに注意する。分散処理は処理を複数のコンピュータへ分けて配置する形態、並列処理は同時に走らせて時間を縮める考え方で、重なることはあっても分類の観点が違う。また処理装置を倍にしても所要時間は半分にならない。分けられない部分と、結果をまとめる手間が必ず残るためである。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2015年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 分散処理との取り違えに注意する。