タグ(マークアップ言語)とは?たぐ
タグ(マークアップ言語)とは、HTMLやXMLで、文書のどの部分が見出し・段落・表といったどの役割を持つかを示すために、内容を挟んで書く目印。「<p>本文</p>」のように開始タグと終了タグで囲むのが基本の形で、この印付けによって、見た目が同じ文字列でも意味づけをコンピュータへ伝えられる。
最終更新:2026-10-10
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文字を並べただけのデータでは、どこが見出しでどこが本文かを機械が判断できず、正しく表示することも、必要な部分だけ取り出すこともできない。内容そのものを書き換えずに、印を重ねて構造だけを示す方法として考え出されたのがタグである。この仕組みによって、同じ文書をブラウザで表示したり別のシステムへ取り込んだりできるようになり、Webとデータ交換の共通の土台になった。
具体例
WebページのHTMLでは、大見出しを<h1>、段落を<p>、表を<table>のタグで囲む。GoogleやYahoo! JAPANの検索は、この印を手がかりにページのどこが題名かを判断している。XMLでは<商品名>のようにタグを利用者が自分で決められるため、企業間のデータ交換の書式に使われる。
試験での引っ掛け
HTMLのタグは使える種類があらかじめ決まっているのに対し、XMLのタグは利用者が自由に定義できる点が問われる。また終了タグに付く「/」の有無を逆にしないこと。SNSのハッシュタグは呼び名が同じでも別物で、マークアップ言語のタグとは関係がない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問56(IPA)解説で登場
文書の構造などに関する指定を記述する、"<"と">"に囲まれるタグを、利用者が目的に応じて定義して使うことができる言語はどれか。
正解:XML
要点:XMLはタグを自分で定義できるマークアップ言語
XMLは、データの意味や構造を表すタグを利用者が自由に定義できるマークアップ言語である。タグの種類があらかじめ決められているHTMLと違い、業界や用途ごとに独自の書式を定義でき、システム間のデータ交換の形式として広く使われている。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)解説で登場
XMLで、文章の論理構造を記述する方法はどれか。
正解:文章や節などをタグで囲む。
要点:XMLはタグで囲んで文書の論理構造を表す
XMLは、開始タグと終了タグで内容を囲むことによって、その部分が何を意味するかを示すマークアップ言語である。タグは入れ子にできるため、章・節・項といった文書の階層構造をそのまま表現できる。タグ名を自由に定義できる点がHTMLとの大きな違いである。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)解説で登場
HTMLを使用して作成できるものはどれか。
正解:Webページ
要点:HTMLは文書構造をタグで記述してWebページを作るマークアップ言語
HTMLは、見出しや段落、表、リンクといった文書の構造をタグで記述するためのマークアップ言語で、Webページの記述に用いられる。ブラウザ自体はプログラミング言語で作るソフトウェアであり、音声や動画のデータもHTMLで作るものではなく、HTMLからは埋め込んで参照するだけである。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)
HTMLに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:タグを使ってWebページの論理構造やレイアウトが指定できるマークアップ言語である。
要点:HTMLはタグで文書構造を表すマークアップ言語
HTML(HyperText Markup Language)は、タグで囲むことによって見出し・段落・表・リンクといった文書の構造や表示のしかたを指定するマークアップ言語である。利用者が独自のタグを定義できるXMLや、動作を記述するJavaScript、通信手順であるHTTPとは役割が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。