デジュールスタンダードとは?でじゅーるすたんだーど
デジュールスタンダードとは、ISOやJIS、IECといった公的な標準化機関が、定められた手続きに従って審議・制定する標準規格のこと。ラテン語の「法律上の」という意味に由来し、市場での競争の結果として自然に広まったデファクトスタンダード(事実上の標準)とは対照的に、公的な機関が公式な手続きを経て定める点が特徴である。関係者間の合意形成に時間がかかる一方、特定の企業に偏らない中立性や、国際的な整合性を確保しやすいという利点があり、製品の安全規格や通信規格など幅広い分野で用いられている。
最終更新:2026-10-10
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電気製品の安全性に関する規格がIEC(国際電気標準会議)によって審議・制定され、各国の製造業者がその規格に適合するように製品を設計することで、国際的に共通した安全基準が確保される。
試験での引っ掛け
デジュールスタンダードは公的機関の手続きを経て制定される規格であり、市場での実質的なシェア争いの結果として標準の地位を得るデファクトスタンダードとは、標準化に至るプロセスが根本的に異なる点に注意する。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問1(IPA)解説で登場
デファクトスタンダードの意味として、最も適切なものはどれか。
正解:特定の企業やグループなどが採用した仕様が広く利用されるようになり、事実上の業界標準になったもの
要点:デファクトスタンダードは市場での普及が生んだ事実上の標準
デファクトスタンダードは「事実上の標準」を意味する。公的な標準化機関が制定した規格ではなく、市場で広く使われた結果として業界の共通仕様として定着したものを指す。これに対し、標準化団体が正式な手続きを経て定めるものはデジュールスタンダード(公的標準)と呼ばれ、両者は成立の過程が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。