スマートグリッドとは?すまーとぐりっど
スマートグリッドとは、電気を送る送電網に通信とコンピュータによる制御を組み込み、電力会社と家庭・工場の間で使用量などの情報をやり取りしながら、電気の需要(使う量)と供給(作る量)を細かく調整する仕組み。家庭のスマートメータ(通信機能つきの電力メーター)が使用量を自動で送り、太陽光のように天気で発電量が変わる電源も含めて需給をそろえる。シラバスではビジネスシステムの用語例の一つとして挙がっている。
最終更新:2026-10-10
ITパスポートを最短で暗記・合格する →背景
電気はためておくのが難しく、使う量と作る量を常に一致させないと停電につながる。太陽光や風力のように発電量が天気で変わる電源が増えると、発電所側の調整だけでは追いつかない。使う側の情報も集めて、需要の山を減らしたり、余った電気を活かしたりする必要が出てきたことから、送電網そのものを賢くする考え方が生まれた。
具体例
東京電力パワーグリッドは管内の家庭や事業所の電力メーターを通信機能つきのスマートメータに取り替え、30分ごとの使用量を自動で集めている。検針員が家を回る必要がなくなるだけでなく、集めた使用量をもとに、電気が足りなくなりそうな時間帯の節電を呼びかけるといった需給の調整に使える。
試験での引っ掛け
発電の技術と取り違えさせる問題が出る。周囲の光・振動・熱などのわずかなエネルギーから発電するのはエネルギーハーベスティング、電力線を通信回線として使うのはPLC(電力線通信)、LANケーブルで電気も送るのはPoE(LANケーブルによる給電)で、スマートグリッドは「送電網を通信で制御する仕組み」。家庭の中の電気機器を見える化・制御するHEMS(家庭のエネルギー管理システム)は、スマートグリッドの家庭側の部分にあたる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。