コード設計とは?こーどせっけい
コード設計とは、社員番号・商品コードのように、データを一つに特定したり種類を分けたりするために付ける番号(コード)の桁数・体系・付け方を決める作業。連番コード、区分コード、桁別コード、表意コード(記号から内容が分かるもの)などの方式があり、重複しないこと・将来の追加に耐えること・人が読んで分かることなどのどれを優先するかで選ぶ。後から変更しにくいため設計初期の判断が重い。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
社員や商品が増えると、名前だけでは同じ名前や似た商品を区別できず、探し間違いや入力ミスが起きる。そこで1つずつ番号を付けるが、場当たりで決めると桁が足りなくなったり、分類が変わって付け直したりする。番号はあちこちの伝票やデータで使われるため、最初にルールを決めておく必要がある。
具体例
商品コードの上位2桁に分類を埋め込むと分類だけで絞り込めるが、商品の分類替えでコード変更が必要になり、過去伝票との整合が崩れる。分類は別列に持ち、コードは意味を持たない連番にすると変更に強くなる。
試験での引っ掛け
意味を持たせたコード(有意コード)は便利に見えて、意味が変わったときに、データを一つに特定する番号(主キー)そのものを変えなければならなくなる点が最大の弱点。チェックディジット(入力ミスを見つけるために末尾に付ける確認用の数字)は入力誤りの検出用であって、値の正当性そのものを保証するものではない。
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)解説で登場
流通システムや販売情報システムなどで用いられている商品コードはどれか。
正解:JAN
要点:流通・POSで商品を識別するバーコード用コードがJAN
JANコードは日本の商品識別コードで、バーコードとして商品に印刷され、POSレジでの読取りや受発注・在庫管理に使われる。国際的なEANコード体系の日本版に当たる。他の選択肢はいずれも文字を表すための符号化方式であり、商品を識別するコードではない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)
【中問C】図1は、8×8画素の白黒の画像例である。この図に対して、白を0、黒を1として表すと、図2に示すように8ビットのビット列が8行あるディジタルデータとして…
正解:C
要点:4ビットに0100を付けた符号は、下位4ビットの値が@からの並び順を示す
取り出す4ビットは2行目の先頭部分で、白白黒黒すなわち0011に当たる。表現方法に従って先頭に0100を補うと01000011となり、下位4ビットの0011は10進数の3を表す。@を0000とする対応では0011は4番目の文字Cに相当する。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)
世界の主要な言語で使われている文字を一つの文字コード体系で取り扱うための規格はどれか。
正解:Unicode
要点:Unicodeは世界の文字を一つの体系で扱う文字コード
Unicodeは、世界中の言語で用いられる文字を一つの体系に収めて統一的に扱えるようにした文字コード規格である。従来は言語ごとに別々の符号化方式が使われ、混在時に文字化けが起きやすかったが、Unicodeはその問題を解消する狙いで策定された。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 55. データベース設計 > (2) データの設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。